デイジー・リドリーが『スター・ウォーズ』シリーズにカムバックする可能性はあるのだろうか。
人気映画『スター・ウォーズ』シリーズの続三部作は、2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』をもって幕を閉じた。これにより、1977年から9作にわたって繰り広げられてきた壮大な「スカイウォーカー・サーガ」が完結を迎えた。
2015年から公開されてきたシリーズ続三部作で、主人公レイとして大抜てきされたのが、女優のデイジー・リドリーだ。ジェダイとしての使命を持ちながら、皇帝パルパティーンの孫であることを知り、その葛藤の中でスカイウォーカーを継承するという複雑なキャラクターを見事に演じた。
そんなデイジーが先日、サンダンス国際映画祭に登場。エンタメメディア「IMDb」のインタビューに応じ、『スター・ウォーズ』シリーズへのカムバックについて語った。
デイジーはこの中で、「私はいつだってオファーを待ってる。だれか雇ってくれないかしら」と笑いをまじえて語り、カムバックに前向きな姿勢をしめしたのだ。
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デイジーのカムバックのカギは、2020年にディズニープラスで公開されたアニメ『LEGO スター・ウォーズ/ホリデー・スペシャル』に隠されているといえるだろう。
『スカイウォーカーの夜明け』のその後を舞台としたこの作品では、レイが『スター・ウォーズ』の歴史をめぐる大冒険が描かれた。さらに、レイがなにかしらの秘密を抱えているような内容もほのめかされたことから、今回このような続編が製作されたことは、ルーカスフィルムがデイジーのカムバックに興味を示していることを意味しているのではないだろうか。
現在、ディズニープラスで公開されているものは、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『エピソード4/新たなる希望』の間を舞台にしたスピンオフ作品が多い。そのため、レイ復活がどのタイミングになるのかは疑問が残るところだろう。
[PR]一方、テレビドラマではなく映画の可能性も十分に考えられる。
『スター・ウォーズ』の劇場版最新作は『マイティ・ソー』シリーズで知られるタイカ・ワイティティが手がけることはすでに明らかになっているが、彼は「これまでのキャラクターには頼りたくない」という内容をほのめかしている。しかしファンとしては、たとえ脇役であったとしても、レイが何かしらの形で関わってくれることを期待したい。