ネットフリックスで大ヒットした韓国のドラマシリーズ「イカゲーム」。本作のリアリティ番組「Squid Game: The Challenge（原題）」の撮影現場について、出場者がThe Sunに明かしている。
「イカゲーム」は、ネットフリックスで配信されるやいなや、同プラットフォームにおける史上最大のヒットを記録。このドラマは、多額の借金を抱えた大人たちが、子供向けのゲームで対戦。勝者には大金が与えられるが、敗者は全員命を落とすという、残酷なサバイバルドラマとなっている。
この「イカゲーム」のリアリティショーの立ち上げについて、ネットフリックスのドキュメンタリーシリーズ担当副社長のブランドン・リーグは声明で「456人の現実世界の出場者が挑む、緊張とひねりに満ちた史上最大の競技シリーズ」と説明していた。
応募ページには、参加者は「イカゲーム」の世界に没頭することができ、「次に何が起こるかわからない」と書かれている。また「注意：勝っても負けても、すべてのプレーヤーは無傷で帰ります。しかし、もしあなたが勝てば、大勝利です」ともつづられていた。
The Sunの新たな報道によると、この競技シリーズに参加した出場者は「まるで戦場のようだ」と明かしたという。「まるで戦場のようだった。しゃべったらアウトだ。寒くて足を動かせない人もいた」と語り、また必要な時には救助の隊員がすぐに駆けつけてくれる状態であることも明かした。
さらにThe Sunは以前、少なくとも1人の出場者が同競技のゲーム「レッドライト、グリーンライト」をプレイ中に担架で運び出されたと報じた。
「レッドライト、グリーンライト」は同ドラマでも特に人気のシーン。このゲームは、巨大な人形の視線に捕まることなく、出場者はゴール地点に辿り着かなければならない。だるまさんがころんだ形式で、人形が出場者に振り向くと、出場者は動いてはならない。同ドラマでは、動いたものは即時に射殺されるシーンが描かれていた。
ネットフリックスと制作会社のStudio LambertはInsiderへの声明で、「我々はキャストとクルーの健康と安全に深く配慮し、すべての適切な安全手続きに投資した」と述べ、撮影現場で深刻な怪我はなかったとその報道を否定している。
