伝説的歌手マドンナの伝記映画の製作中止が報道されたが、新たに関係者がスタジオとマドンナの対立について打ち明けている。
2020年9月、ユニバーサル・ピクチャーズは、マドンナが自身の人生に基づいた伝記的映画を製作すること、そして彼女自身が監督を務めることを発表。マドンナ役は「オザークへようこそ」で知られる人気女優のジュリア・ガーナーが務めることが報じられていた。
しかし先日、Variety誌がこの映画の製作中止を明らかにした。
その理由として、マドンナが発表したデビュー40周年記念ツアー「セレブレーション・ツアー」がある。このツアーは7月のカナダ公演を皮切りに、北米35都市を周り、その後ヨーロッパをまわる予定だ。彼女は、このツアーに専念するようだ。
Madonna has just announced ‘The Celebration Tour’: 4 decades of music and her greatest hits!!
⭐ Watch the tour announcement video: https://t.co/e5BKBi8lvj
⭐ Full tour itinerary and ticket info: https://t.co/SMg2SqwAbk#madonnacelebrationtour pic.twitter.com/cgvbJJxI7t— Madonna (@Madonna) January 17, 2023
そんな中、Page Sixの新たな報道によると、関係者は、マドンナがこの映画を自分で監督するつもりだったが、じつは脚本をめぐってユニバーサルと対立していたと明かしている。「基本的に、彼ら(スタジオ)はそれが好きではありませんでした」「彼らは、ポップで軽快な作品にしたがっています。その一方で、マドンナはもっと気骨のあるものを望んでいたのです」と意見の相違があったと述べている。
関係者は続けて「彼女は脚本を変更するよりも、他のスタジオに行くことを望んでいます。彼女はまだ映画を作りたいと思っていますが、ツアーの後にもう一度検討するつもりです」「彼女は同じ脚本家をキープしていますが、俳優が使えない場合は、再キャストしなければならないかもしれないことを認識しています」とコメントした。