『インディ・ジョーンズ/ 魔宮の伝説』（原題：Indiana Jones and the Temple of Doom）で、キー・ホイ・クァンと共演したハリソン・フォードが、キー・ホイ・クァンの初のアカデミー賞ノミネートに反応した。
キー・ホイ・クァンは、SF映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で20年ぶりに俳優復帰を果たした。クァンはこの映画での役柄で、批評家協会賞やゴールデン・グローブ賞の助演男優賞など、数々の賞を受賞。そして、アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされた。
先日、Entertainment Tonightの取材に応じたハリソン・フォードは、クァンがアカデミー賞にノミネートされたというニュースに対して、感動的なリアクションを見せた。「彼のためにとてもうれしいよ。彼はすばらしい人だ。そして、すばらしい俳優なんだ。小さい頃もそうだったし、今もそうだ。わたしもとてもうれしい。彼のためにとてもしあわせだよ」とコメント。
1984年、クァンがまだ12歳のとき『インディ・ジョーンズ/ 魔宮の伝説』に出演して以来、この2人の関係はずっと続いているようだ。フォードは、かつての共演者を忘れておらず、今でも彼の演技力に感銘を受けている。
クァンはアカデミー賞にノミネートされただけでなく、助演男優賞の最有力候補と目されている。彼は、『イニシェリン島の精霊』 のブレンダン・グリーソンとバリー・コーガン、『その道の向こうに』ブライアン・タイリー・ヘンリー、『フェイブルマンズ』 ジャド・ハーシュと賞を争うこととなる。全員が非常に強力な候補者であり、接戦になることが予想される。
