人気映画『ハリー・ポッター』のロン役などで知られる俳優のルパート・グリントが、同シリーズの共演者で、すでに他界した俳優たちへの想いを語った。
ルパート・グリントはGQ誌のインタビューに登場。そこで、映画版『ハリー・ポッター』の最初の2作でダンブルドアを演じたリチャード・ハリス(2002年10月25日死去)や、スネイプ先生を演じたアラン・リックマン(2016年1月14日死去)、そしてハグリッドを演じ昨年亡くなったロビー・コルトレーンらについて口を開いた。
リチャード・ハリスが亡くなった当時、ルパートはまだ13歳であり、彼にとって身近な人が亡くなるという経験は初めてのことだったという。彼は「13歳の時、2作目のプロモーションでホテルにいたときに(リチャードの死を)聞いたんだ。考えるのもつらいことだった」と、幼いながらもリチャードの死にショックを受けたことを明かした。
またアラン・リックマンは、ルパートが「It’s Only A Play」でブロードウェイデビューをした際、客席からルパートを見守ってくれていたという。
ルパートは『ハリー・ポッター』シリーズで共演した大人の俳優たちの存在について「家族みたいなもの。両親ではないけど、叔父とか祖父母のような存在だ。彼らはみんな、私の人生の中に潜在意識のように存在していた」と話した。
そして昨年10月に72歳で亡くなった、ロビー・コルトレーンの死については「ロビー、彼を失ったことは特につらかった。彼は本当に人として最高だったから」と語ったルパート。しかしなぜ彼の葬儀には参列しなかったのか、と聞かれると「仕事以外で彼を知っているとは言えないからね」と、あくまでも仕事上で尊敬していたためだと述べた。
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