ヘンリー王子とメーガン妃による非営利団体「アーチウェル財団」が、初めての活動報告を発表している。
アーチウェル財団は1月29日(日)、2020年の団体発足から2022年までの活動統計を公式ホームページ上で明らかにした。
米ピープル誌が報じたところによると、アーチウェル財団は2021年に約1300万ドル(約17億円)の寄付金を集め、約300万ドル(約4億円)を支援金として支出したという。残りは今後数年間のチャリティ支援に当てられるそうだ。
また、同団体は貧困撲滅をコンセプトに世界的に活動する非営利団体「グローバル・シチズン」と提携し、1266万本もの新型コロナウイルスワクチンの調達を支援している。
さらに、新型コロナウイルスの影響で食べ物に困っている全米の人たちに、健康的で新鮮な食事を安全に配給する非営利組織「ワールド・セントラル・キッチン」とパートナーシップを結び、50,000食の食事を提供した。
加えてアフガニスタン難民が設立した支援団体「ヒューマン・ファースト連合」と協力し、7468人ものアフガニスタン人を支援の一環として他国に出国させている。
その他の実績として、ジェンダー平等を目指す団体「Equimundo」に寄せたポジティブな男性像に関するリソースガイドが122カ国3,673人もの人々に参照されたことや、ハーバード大学にあるバークマン・クラインセンター内の「Institute for Rebooting Social Media(ソーシャルメディア再活性化研究所)」における一期生13名のスポンサーとなったこと、さらに昨年銃乱射事件が起こったテキサス州ユバルティのロブ小学校にグラウンドを建設したことなどがあげられている。
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