チャールズ国王が、BBCのインタビューに応じる可能性が浮上している。
これは内部関係者が明らかにしたもの。チャールズ国王は5月6日に迎える戴冠式に先立ち、BBCのインタビューに応じ、王室側の意見を述べる可能性があるそうだ。
「王室側の意見」とは、今年1月10日に出版された次男ヘンリー王子の回顧録「SPARE/スペア」に関する内容も含まれると思われる。ヘンリー王子はこの中で、チャールズ国王やウィリアム皇太子から受けた扱いを批判していた。
また、インタビューを担当する人物として、チャールズ国王の長年の友人ジョナサン・ディンブルビーの名前があがっているそうだ。
英ミラー紙の関係者は、今回のインタビューについて、「ヘンリー王子とメーガン妃に関することであれば、たとえどんなに小さなコメントであっても、世界的ニュースになることはまちがいない」と語り、「(国王の発言に対して)ヘンリー王子から何かしら反応がある可能性もあるが、いずれにせよ予想はできない。非常にデリケートな問題だということだ」と付け加えている。
また、イギリスのテレビ局ITVもチャールズ国王にインタビューを申し入れていたが、ITVは1月、ヘンリー王子に「SPARE/スペア」のプロモーションを兼ねたインタビューを行なっていることから、王室側が警戒したとされている。
インタビューが実施されるとすれば、ヘンリー王子に話題が及ぶことはじゅうぶんに考えられる。しかし一方で、ヘンリー王子とメーガン妃に一切言及せず、「戴冠式のスピーチやその内容を撮影し、提供するだけになるのではないか」との見方もある。
関係者は、「こうすることで発言内容を王室側でコントロールすることができ、ヘンリー王子とメーガン妃にあえて触れずにすむ」と説明した。
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