双子の姉妹が同日に出産するという「奇跡的なシンクロ」が、大きな話題となっている。
1月31日(火)、米アーカンソー州に住む双子の姉妹セルチとデルチは、隣接する分娩室でそれぞれ娘エスミーとノエルを出産。なんと1時間差という双子ならではの奇跡的なタイミングでの出産だった。
ローカルニュース番組「5NEWS」が報じたところによると、2人とも出産予定日は2月上旬であったものの、8日違いだったそうだ。ところが結局、同じ日に陣痛が始まり、同じ日に出産することとなった。現在生後数日のエスミーとノエルは、今後いとこ同士として同じ日に誕生日を祝うことになる。
【動画】Twin sisters give birth to their babies on the same day in Clarksville
なお、2人が誕生した1月31日は、アーカンソー州を強烈な寒波がおそっており、サラ・ハッカビー・サンダース州知事が非常事態を宣言したほどのはげしい雪の嵐にみまわれていた。
双子がまったく同じ日に出産するという現象はかなりめずらしく思えるかもしれないが、妊娠・出産に関する情報を提供している「Verywell Family」によれば、双子の行動がリンクすることや、感情的なつながりが強まるような経験をすることはしばしば報告されているという。
つまり、双子の片方に何か問題が発生した場合、もう片方がそれを察することができるというのだ。
今回、セルチとデルチがこの「双子ならではのつながり」によって同日に出産したのかはわからないが、多くの視聴者はこのニュースをほほえましく受け止めている。
地元のキャスターが、このニュースを自身のフェイスブックに投稿したところ、ユーザーからは「おめでとう!これから先もずっと、言い聞かせていきたいストーリーね」「こういうお話大好き!自分の地元で起こってくれてうれしい」とよろこびの声が寄せられている。
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