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プエルトリコのスター バッド・バニー、グラミー賞側の対応に視聴者から「人種差別的」「無知」と批判の声! いったい何が問題だった…?

バッド・バニー MUSIC/ARTISTS
バッド・バニー

先日行われた「第65回グラミー賞授賞式」に出席したプエルトリコのスター バッド・バニー(28)。スペイン語アルバムとしては初めて主要部門のひとつ「年間最優秀アルバム」にノミネートされた彼だが、グラミー賞側のある対応に視聴者からは批判の声があがっている。

バッド・バニーは、日本時間2月6日(月)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナにて開催された「第65回グラミー賞授賞式」で、グラミー初となる全スペイン語でのオープニング・アクトを担当。また、アルバム「Un Verano Sin Ti」が最優秀ラテン・アーバン・アルバム賞に輝いた。

「年間最優秀アルバム」は逃してしまったものの、プエルトリコ人として、歴史的快挙を成しとげたバッド・バニー。しかし、視聴者は彼に対するグラミー賞側の対応があまりにもぞんざいだと感じてしまったようだ。

米HuffPostによれば、バッド・バニーはこの日、パフォーマンスも受賞スピーチもスペイン語で披露。その際、現地アメリカでは、彼の言葉を通訳したり、字幕表示することはせず、「非英語で歌う」「非英語で話す」とだけ表示したのだ。(※WOWOWでは彼の受賞スピーチを字幕で観ることができる)

この対応に、視聴者からは非難の声が相次ぐことに。音楽のボーダーレス化が進む昨今、ゲストであるバッド・バニーの歌とスピーチを「非英語」と表示するだけで済ませた放送局にあきれる人々が続出している。

「ひとつ確かなことは…バッド・バニーは、そこに座っている誰よりもはるかに多くのストリームを持っている。それってつまり、“非英語”で歌いながら、世界でもっとも聞かれているミュージシャンってことよね」

「これってジョーク?2023年のいま、バッド・バニーのグラミー賞のイントロにスペイン語の字幕を準備できなかったの!?」

「バッド・バニーがグラミー賞を受賞して、彼が受賞スピーチでスペイン語で話したときに、クローズドキャプション(字幕の一種)に“非英語”と入力するのが、最善策なの?!?!?ちょっと差別的だね。もっと良くできるでしょ。多言語の字幕担当者を用意して」

「プエルトリコ人、ラテン系、スペイン語話者として、何百万人ものスペイン語を話す人々がいる国で、バッド・バニー(世界でもっとも人気のあるアーティストのひとり)がスペイン語で歌っている間、“非英語で歌唱”と入れるのは、『無知』で『無礼』。CBS(放送局)はもっとうまくやって」

放送情報

「第65回グラミー賞授賞式®」
※同時通訳版と字幕版それぞれWOWOWオンデマンドでアーカイブ配信あり

案内役:ジョン・カビラ、ホラン千秋
スペシャルゲスト:Travis Japan
スタジオゲスト:こがけん、IMALU、渡辺志保、Sora Aota/K2
レッドカーペットレポーター:Cahogold(カホゴールド)

Travis Japan meets The GRAMMY®
~グラミー賞®直前スペシャル~
※WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中

~グラミー賞®事後スペシャル~
3月5日(日)午後9:00[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
※WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信あり

☆グラミー賞授賞式®の最新情報は特設サイトへ!
https://www.wowow.co.jp/music/grammy/

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