フィン・ウルフハードが、「ストレンジャー・シングス」を通して得た経験と今後のキャリアについて語っている。
俳優フィン・ウルフハードといえば、ネットフリックスの人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」にてマイク・ウィーラー役を演じ、一躍その名を世界中に知らしめた。
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そんなフィンがこのたび「GQ」誌のインタビューに応じ、「ストレンジャー・シングス」に出演し有名になったことで私生活にどんな影響をおよぼしたかについて明かしている。
現在20歳となったフィンは思春期の初期のころから子役として活躍している。当時はあまりに忙しく、周囲と話す時間はほとんどなかったという。そして15歳から16歳のころ、そんな彼に異変が現れる。
フィンは、日常的にパニック発作を起こすようになったのだ。
「みんがぼくのことを、『元気そうじゃないか。いまが一番いい時期だよ』なんて言ってくれていた」と切り出したフィンは、「でも現実では、ぼくの仕事は発展途上だったし、脳内で色々なことが起こっていたし、不安も大きくなっていた。でも仕事に支障をきたさないために、知らず知らずのうちに自分の中に抑え込んでしまっていたんだ」と振り返った。
そんなとき、フィンの最新作『When You Finish Saving the World(原題)』で脚本・監督をつとめたジェシー・アイゼンバーグと出会う。ジェシー・アイゼンバーグも、10代のころからこの世界でキャリアを築いてきた。
ジェシーと経験を共有できたことは大きな安心感につながったと、フィンは語る。
そんなフィンは、次のシーズン5で終了する「ストレンジャー・シングス」の後のキャリアについて、「『ストレンジャー・シングス』つながりで仕事が舞い降りてくるとは思っていない。ぼくはただ、周りの人に関心を持ちつつ、日々の仕事に取り組むだけだ」と力強く語った。