コートニー・カーダシアンが手がける新たなビジネスに、疑問の声があがっている。
全米お騒がせセレブ一家「カーダシアン家」の長女でリアリティスターのコートニー・カーダシアンは、かねてより自身のブログ「Poosh」の中でウェルネスの世界への関心をつづってきた。
そして昨年、コートニーはサプリメントライン「Lemme」を立ち上げた。
そんな彼女が、このたび「Lemme」の最新シリーズを発表。驚くことに新商品は「女性器の健康」をテーマにしたものだという。
コートニーはインスタグラムに投稿したこの製品のプロモーション動画の中で、グミタイプのサプリを1つ口に含んだ。
キャプションには、「女性器の健康は、女性の健康にとって非常に重要な要素です(にもかかわらず、十分に議論されていません)。その中で私たちがこの商品を紹介できることに、心からワクワクしています」とつづられている。
そしてコートニーは、このサプリを摂取することによって女性器の味を改善し、新鮮さを向上させると主張しているのだが、これに専門家が疑問を投げかけている。
婦人科医のジェン・ガンター医師は自身のインスタグラムでコートニーを名指しし、「女性器が新鮮でないとか、味を改善する必要があるとか言う人ほど、ひどい女性差別主義者です」と指摘。「コートニー、それからあなたのブランドもね」と語気を強めた。
また、救急外来のマディ・ダン医師はサプリメントの効果そのものを疑問視する。
BBCのインタビューにて、「女性器の匂い、味は1人1人異なるのが普通」だと述べたマディ・ダン医師は、「まるで解決しなければならない問題であるかのように誤解を与えてしまいかねない」と続けた。
さらに、女性器の新鮮さを保つというサプリメントの効果について「ほとんどの人には役に立たないでしょうね」と語ったダン医師は、その理由について「不潔な女性器など存在しないのです。自浄作用を持つものですから」と説明している。