ファレル・ウィリアムスが、今後を期待させるような新しい仕事を引き受けたことがわかった。
2月14日(火)、ミュージシャンのファレル・ウィリアムスが、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターに就任することが発表された。2021年11月に亡くなったヴァージル・アブローの後任となる。
Louis Vuitton is delighted to welcome @Pharrell as its new Men’s Creative Director. His first collection for Louis Vuitton will be revealed next June during Men's Fashion Week in Paris. #LouisVuitton #PharrellWilliams pic.twitter.com/GRCQFfOAHK
— Louis Vuitton (@LouisVuitton) February 14, 2023
ルイ・ヴィトンは公式インスタグラムにファレルの写真を投稿。キャプションにて「ルイ・ヴィトンは、新しいメンズ・クリエイティブ・ディレクターとしてファレル・ウィリアムスを迎えることをうれしく思っています。彼のルイ・ヴィトンでの最初のコレクションは、来年6月にパリで開催されるメンズ・ファッション・ウィークで公開されます」と告知した。
さらに、「ファレル・ウィリアムスは音楽・アート・ファッションなど、そのクリエイティブな世界を広げていく明確なビジョンを持った人物であり、過去20年間で文化的なグローバル・アイコンとしての地位を確立しています。さまざまな世界を探求し、その境界線を打ち破る彼の姿は、ルイ・ヴィトンの文化的メゾンとしての地位と重なる部分があり、イノベーションの価値、パイオニア精神、そして起業家精神をさらに高めることでしょう」と説明した。
また、ルイ・ヴィトンの会長兼CEOピエトロ・ベッカーリ氏は就任にともなう声明の中で「2004年と2008年の(ファレルと)ルイ・ヴィトンとのコラボレーションを経て、ファレルを新しいメンズ・クリエイティブ・ディレクターとして迎え入れることができ、うれしく思っています」と歓迎すると、「ファッションの枠を超えた彼のクリエイティブなビジョンは、まちがいなくルイ・ヴィトンを新たな、そして非常にエキサイティングな展開へと導いてくれるでしょう」と付け加えている。