マーベル映画『アントマン』シリーズで世界的に有名になった俳優ポール・ラッドが、過去に出演していた人気海外ドラマ「フレンズ」での思い出をふり返った。
「フレンズ」は、米ニューヨークを舞台に恋や仕事に奮闘する男女6人の日常をコミカルに描いたシットコム。1994年から2004年まで全10シーズンが放送され、全世界で人気を博した。また、2021年には主要キャストが一堂に会した特別番組「フレンズ:ザ・リユニオン」がHBO Max(日本ではU-NEXT)で配信され、こちらも大きな話題を集めた。
同作にてポールは、主要キャラクターのひとり、フィービー・ブッフェ(演:リサ・クドロー)と交際しのちに結婚することになるマイク・ハニガン役を好演。シーズン9から10にかけて、全16エピソードに出演した。
Mike Hannigan (Paul Rudd) y Phoebe Buffay (Lisa Kudrow) en ‘Friends’. pic.twitter.com/Zr1h2ZNMT0
— Outstanding (@Outstandingmx) February 8, 2020
英ラジオ番組「Heart Breakfast」に出演したポールは、「本当に楽しかったし、彼らはすばらしかった」と「フレンズ」キャストについて称賛すると、「すべてのことがちょっと現実離れしていた…。その一部になれたことがね」と本音をもらした。
「フレンズ」への出演がきっかけで世界的スターとなった主要キャスト6名。とりわけ、レイチェル役を演じたジェニファー・アニストンの人気はすさまじく、当時“レイチェル風”の髪型が大流行。また人気映画スターのブラッド・ピットが“ひとめぼれ”しデートにこぎつけたと言われたほどであった。また、同作の人気が上がるにつれ、主要キャストのギャラも上昇。シーズン1では1話あたりのギャラはそれぞれ約200万円だったが、シーズン9とシーズン10では、1話あたり約1億円のギャラを受け取っていたとされている。
ポールは、そんなオバケ番組にキャストのひとりとして加われたことをうれしく思う反面、場違いであるとも感じていたようだ。
「最終話に出て、思ったんだ…『僕はここにいるべきじゃない…見てはいけないものを最前列で見ているようだ』とね」
とはいえ、ポールは「フレンズ」が世の中に与えた影響を十分理解しているようだ。ホストの「(「フレンズ」は)なにかホッとするようなものがあるよね?」という発言に同意している。
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