ある医師が、アメリカの健康保険制度に苦言を呈している。
先日、医師のグラウコムフレッケン氏が、自身のTikTokアカウントに一本の動画を投稿。この中で、アメリカの健康保険会社には隠れた思惑があることを指摘し、話題となっている。
「保険会社は、加入者に『早く亡くなってほしい』と思っている」とグラウコムフレッケン医師が呼びかけるこの動画で、彼は「ヘルスケア企業は、あなたのことなんてまったく気にしていない」と語気を強めた。
@drglaucomflecken♬ original sound – Dr. Glaucomflecken
グラウコムフレッケン医師は「United Healthcare」、「Aetna」、「Cigna」、「Blue cross」といった大手保険企業を名指しし、「彼らは、あなたたちが健康なうちに、できるだけ多くのお金を引き出したいと考えている。そして具合が悪くなったらできるだけ早く死んでもらって、他の健康な人と入れかわってほしいとおもっているんだ」と付け加えている。
これは新型コロナウイルスの流行により、保険会社が莫大な利益をあげ、保険料が高騰したことを受けての発言のようだ。
一方、アメリカの保険会社の利益は、販売する保険の種類や会社の規模、事務システムや投資の仕方、その他のビジネス上の要因など、多くの要素によって大きく異なるとされている。
2月16日(木)に投稿されたこの動画はすでに100万回を超える再生回数を記録しており、9000件近く寄せられているコメントの中には、グラウコムフレッケン医師の発言に賛同するものが多く見られる。
ユーザーたちからは「私は腫瘍内科で働いているが、彼の言っていることは100%正しい」「健康保険を確認する立場にいるものとして…その通りだ」「医療の世界に長くいればいるほど、この真実が明らかになる」といった声が相次いでいる。
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