2021年5月、モデルや女優として活躍していたアシュリー・モーガン・スミスラインは、ピープル誌の表紙に登場し、マリリン・マンソンから受けた虐待について語り、「私はモンスターから生き延びた」と見出しをつけていた。しかし、今になって発言を撤回している。
アシュリーは、女優のエヴァン・レイチェル・ウッドやエスメ・ビアンコなど、マリリン・マンソンによる性的、心理的、身体的虐待を告発した15人の女性の一人。この記事の中では、マリリンに噛まれたり、ムチで打たれたり、ナイフで切られたり、セックス中に拳を口に突っ込まれたりしたと語った。また、“血の契約”を強要され、太ももにマリリンのイニシャルを刻まれたと衝撃告白。「私は洗脳され、それは不愉快なことだった」と傷跡を見せた写真も掲載していた。
しかし、Varietyの新たな報道によると、先日裁判所に提出された3ページの宣言文の中で、アシュリーは自分の主張を撤回しているという。交際中に「焼印や切り傷はなかった」とし、「確かに私の体にマリリン・マンソンのイニシャルを刻んだことはない」と述べている。
アシュリーはまた、マリリンの元恋人で、4年間の交際中に虐待されたと公に告発したエヴァン・レイチェル・ウッドに圧力をかけられて、虚偽の申し立てをしたと主張した。彼女は、エヴァンとエヴァンの恋人イルマ・ゴアを含む人々によって操られ、マリリンに対するネガティブキャンペーンに参加させられたと主張している。アシュリーは、ピープル誌の表紙に登場するだけでなく、「ザ・ビュー」にも出演し、マリリンからの性的暴力があったことを主張していた。
アシュリーは、2020年に初めてエヴァンと話したとき、虐待を受けたことを否定したという。しかし、彼女はエヴァンから、記憶を「抑圧」しているに違いないと言われたと主張。事実上、彼女は洗脳されたと主張している。
アシュリーは「やがて、ウッドさんとビアンコさんに起こったと繰り返し聞かされたことが、自分にも起こったと信じるようになった」と語った。
エヴァンの広報担当者は、アシュリーの主張を否定している。