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『ハリー・ポッター』ルーナ役イヴァナ・リンチ、J.K.ローリングのトランスジェンダー嫌悪発言にショック! 「弱者の側に立つような人だと思っていた」 ツイッター削除もローリングの炎上発言が原因だった・・?

イヴァナ・リンチと、J.K.ローリング Photo: MediaPunch/Shutterstock, Anthony Harvey/Shutterstock FILMS/TV SERIES
イヴァナ・リンチと、J.K.ローリング Photo: MediaPunch/Shutterstock, Anthony Harvey/Shutterstock

イヴァナ・リンチが、J.K.ローリングの一連の発言に対し、自身の見解を述べている。

映画『ハリー・ポッター』シリーズでルーナ・ラブグッド役を演じた女優のイヴァナ・リンチが、近年「トランスジェンダー嫌悪」ととられる発言を繰り返し炎上を重ねている、同作の原作者J.K.ローリングについて自身の意見を口にした。

このたび、Telegraph紙のインタビューに応じたイヴァナは、ローリングのツイッターでの発言が大きな批判を受けたことにショックを受けたと語った上で、「彼女のことは、常に社会における一番の弱者の側に立つような人だと思っていた」とし、「みんなには、もっと優しさをもって、彼女の意見に耳を傾けてほしい」と付け加えた。

きっかけはローリングの2020年のツイートだ。彼女は「月経のある人を指す言葉、昔はあったはずだけど。だれか教えて。ウンベン?ウィンパンド?ウームド?」と、女性を指す単語「ウーマン」が使えないことを揶揄(やゆ)する発言を残した。これ以降も、LGBTQを支援しないような発言を繰り返したことから、ダニエル・ラドクリフら『ハリー・ポッター』出演者も苦言を呈する事態となった。

当時、この議論にイヴァナも加わった。ところが、『ハリー・ポッター』を中心とした仲間同士が対立するようなことになってほしくないとの思いから発信したツイートが、他のユーザーからローリングを擁護していると受け止められ、批判を浴びたのだ。結果的にイヴァナは、ツイッターアカウントを削除した。

インタビューの中で当時を振り返ったイヴァナは、「あの議論の中に入って行ったときの私は、世間知らずだった」とし、「裏表があることすら知らなかった。私は、良いことと悪いこと、みたいなとらえ方をしていたの。私はどちらの意見にも共感するところがある。自分の体が嫌いで皮膚から抜け出したいと思っていた10代の頃を知ってるから、トランスの人たちにはすごく同情するし、彼らの苦しみを増やすようなことはしたくないと思ってる」と付け加えている。

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