主演ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」が好調の女優のゼンデイヤ(26)が、米HBO(有料ケーブルテレビ放送局)と新たな契約を結んだことがわかった。
米Puck Newsによると、ゼンデイヤは、今後制作される「ユーフォリア」シーズン3にて、1話出演するごとに約100万ドル(約1億4,000万円)という、破格のギャラを受け取るという。これにより、ゼンデイヤはテレビ界でもっとも若く、もっとも稼いだ黒人女優になる可能性があると言われている。
【動画】「ユーフォリア/EUPHORIA」シーズン2予告編
「ユーフォリア」にてゼンデイヤは、ドラッグ中毒と不安障害を抱える高校生ルー・ベネットを好演。同作での演技が高く評価され、これまでにゴールデン・グローブ賞、エミー賞といった権威ある賞を獲得している。
2000年代初頭は、1エピソードの出演につき100万ドルも受け取るという契約は非常にまれなことであった。しかし近年では、「ビッグ・リトル・ライズ」(2017-)のニコール・キッドマンやリース・ウィザースプーン、「シャイニング・ガール」(2022-)のエリザベス・モス、「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」(2021)のマイケル・キートン、「1923」(2022-)のハリソン・フォードやヘレン・ミレンなどが、1エピソードあたり100万ドルを受け取っており、ゼンデイヤはこれら大物俳優たちのリストに名を連ねることになるようだ。
2021年に米Deadlineが報じたところによると、マーベル映画『ブラックパンサー』シリーズで知られる女優のアンジェラ・バセットがFOX局のドラマ「9-1-1:LA救命最前線」で1話あたり45万ドル(約6,100万円)を稼ぎ、地上波テレビ局でもっとも稼いだ黒人女優の新記録を打ち立てた。また、ケリー・ワシントンは、「Little Fires Everywhere」(Hulu)でリース・ウィザースプーンと共演&共同プロデューサーを務めたことで、1話あたり100万ドル以上を得たという。
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