メーガン妃は、「二流」として扱われることが気にくわなかったようだ。
これは王室関連作家トム・クインの最新作「Gilded Youth: An Intimate History of Growing Up in the Royal Family」の中でケンジントン宮殿の関係者が明かしたもの。
「彼女は、プリンセスになることで得られる世界的な名声に目がくらんだのです」と語ったこの関係者は、メーガン妃がキャサリン妃と比べられることを極端にイヤがったと明かした。
関係者は「彼女はルールや制限を嫌っていました。さらに、二流として扱われることも。キャサリン妃の下、という意味です」と、王室メンバーとして公務に従事していた頃のメーガン妃を振り返ると、「そして彼女が何よりも嫌っていたのが、膨大な量の王室暮らしでのルールの中で、言われたことを言われたとおりにしなければならないことでした」と付け加えた。
なお、メーガン妃はこれまでに、自分は血のつながったロイヤルではないことから、王室内で「少し見下したように扱われている」と感じていたと報じられていた。しかし彼女の扱いは、キャサリン妃に対するものと変わらなかったようだ。
この関係者はメーガン妃について、「とてもポジティブで、笑顔にあふれていて、いい人」と表現した一方で、王室入りした以上、自分の思うように暮らせなかったことから、苦しんだ部分もあったのではないかと述べている。
メーガン妃は長い歴史のある王室という存在になかなかなじめず、つらい時間を過ごしていたそうだ。また結婚後はウィンザー城に住むと思い込んでいたが、実際に与えられたのがケンジントン宮殿内のノッティンガム・コテージだったことも、不満をつのらせる要因となった。
そんなメーガン妃が、2020年にヘンリー王子とともに王室のシニアメンバーを離脱。現在は2人の子供たちと4人でアメリカ・カリフォルニア州に暮らしている。