FILMS/TV SERIESMUSIC/ARTISTSNEWS

ザ・ウィークエンドが手がける新ドラマ「The Idol」は過激な暴力と性描写の拷問ポルノ!? 複数名のスタッフが告発 これにザ・ウィークエンド本人が反応

ザ・ウィークエンドと、リリー=ローズ・デップ FILMS/TV SERIES
ザ・ウィークエンドと、リリー=ローズ・デップ

話題のあのドラマに関する暴露インタビューが公開され、物議をかもしている。

今年中に公開が予定されている米HBOの新作ドラマ「The Idol(原題)」。人気歌手のザ・ウィークエンドがプロデュースし、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘リリー=ローズ・デップが主演を務めるとあって、公開前から大きな注目を集めている。

【動画】「The Idol」最新予告編

そんな中、制作に関わっている複数名のスタッフが撮影現場でのイザコザを「告発」したのだ。

今回、米ローリング・ストーン誌に証言したスタッフは、途中で監督が交代したことによりスケジュールに遅れが生じただけでなく、ストーリーが過激な暴力や性描写を含む「拷問ポルノ」のような展開になっていると述べた。

当初この作品は、サム・レヴィンソンとエイミー・サイメッツが監督をつとめていた。しかし、エイミー・サイメッツが作品の方向性をめぐってザ・ウィークエンドと対立。そのまま離脱したという。

スタッフの1人は、「我々が契約したのは、21世紀における名声への痛烈な風刺作品だった」と述べると、別のスタッフは、サム・レヴィンソンの単独脚本になって以降、過激すぎる性的描写や暴力的なシーンが増えたと指摘。「これはなんだ?私は何の台本を読まされているんだ?これは拷問ポルノじゃないか」と付け加えた。

そんな中、一連のインタビューにザ・ウィークエンドが反応した。

インタビューの公開をうけ、SNSを更新したザ・ウィークエンドは、同作の映像の一部を公開すると、ローリング・ストーン誌をメンションした上で、「俺たち、あなたの気分を害したかな?」とキャプションを添えた。

なお、映像ではザ・ウィークエンド演じるテドロスと、リリー=ローズ・デップ演じるジョスリンが、ローリング・ストーン誌からの取材オファーについてマネージャー役の男性と語り合っている。

皮肉なことに、この中で2人は同誌について、「もうあの雑誌は無意味でしょ」「たぶん全盛期を過ぎていると思う」と語っていたのだった。

tvgrooveをフォロー!