世界ツアーの残りの公演をすべて中止するという決断にいたった、人気歌手のジャスティン・ビーバー。その決断の背景には、医者からの指示があったようだ。
ジャスティン・ビーバーといえば、新アルバム「ジャスティス」を引っさげた世界ツアー「ジャスティス・ワールド・ツアー」を2022年のはじめにスタートさせたが、同年6月、ラムゼイ・ハント症候群であることを公表。顔面マヒに苦しんでいることを明かした。
治療に専念するためツアーを一時中断したジャスティンは、7月末のイタリアのフェスからパフォーマンスを再開。しかし、9月はじめにブラジルでおこなったフェスでのステージ後、ジャスティンは疲労におそわれ体の負担を感じ、再び療養のためツアーを休止することを発表した。
アジアツアー含む残りの公演はすべて延期となっていたが、やはりツアーをおこなうのはむずかしいと判断し、先日、残りのツアー日程すべてをキャンセルすることを発表した。
新たな報道によると、残りの日程をキャンセルする決定を下したのは、ジャスティンではなかったようだ。
デイリー・メール紙によると、ある関係者は、ツアー中止の決断は、ジャスティンの担当医師の指示によるものであると明かしたという。
その関係者は「ジャスティンは療養が必要だと言われ、ほかに選択肢がなかったのです」と、コメント。さらに、この決断の背景には医療関係者だけでなく、妻のヘイリー・ビーバーを含むまわりの人々も彼のことを『心配している』と付け加えた。
医療関係者とまわりからの意見で、ジャスティンはその判断に同意したようだ。
関係者は「ジャスティンは、もし残りのツアー日程をキャンセルしなければ、彼の健康全般に恐ろしい影響を及ぼす可能性があることを知っています。健康がなければ、何もありません。健康第一なのです。彼は恐ろしいと感じています。また彼は、このことが信頼している多くの人々に影響を与えることを自覚しており、彼ら全員が大丈夫であることを確認することに全力を注いでいます」と語った。