ヘンリー王子にとって、メーガン妃は人生を変えてくれた恩人だという。
3月4日(土)、ヘンリー王子がトラウマや依存、中毒などを専門とする医師ガボール・マテとの対談イベントに出席。先日発売した回顧録「Spare/スペア」について語った。
この中でヘンリー王子はガボール・マテ医師に、メーガン妃がいかに自分を救ってくれたかを明かしている。
「僕の妻は、僕を救ってくれました。僕はこの世界から抜け出せなくなっていたのです。彼女は別の世界からやってきて、私を引き上げてくれました」と切り出したヘンリー王子は、「いまの僕の人生を構成する要素のどれもが、自分の目で確かめなければ成り立たなかったものです」と続けた。
さらにヘンリー王子は、「私のパートナーは類まれな人間であり、彼女が私に与えてくれた知恵、そして空間に、私は永遠に感謝しています」とメーガン妃を絶賛した。
ヘンリー王子とメーガン妃は現在、2人の子供たちとともにアメリカ・カリフォルニア州に暮らしている。
メーガン妃はヘンリー王子に、“より真剣にセラピーを受けるように”とうながした人物なのだという。
ヘンリー王子は王室離脱後の2021年、「メーガンと出会い、一緒にいるようになってから、もし私がセラピーを受けず自分を矯正できずにいれば、彼女を失ってしまうと思うようになりました。彼女は、私が生涯を共にしたい女性だったのです」と語っていた。
また、土曜日の対談イベントにて、ヘンリー王子はメーガン妃に出会って以降、人種差別に関する「集中講座」を受けたことも明かしている。
ヘンリー王子は対談の中で、「おそらく人々が理解していないのは、それが個人に与える痛みは非常に大きいが、それから社会に与える痛みは計り知れない、ということだ」と、講座を受けて学んだ社会の課題を訴えた。