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ウクライナのゼレンスキー大統領、今年もアカデミー賞授賞式へのリモート出演叶わず!? 懸念されてしまった理由とは・・?

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領 Photo: EyePress News/Shutterstock FILMS/TV SERIES
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領 Photo: EyePress News/Shutterstock

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、今年もアカデミー賞授賞式に登場しないようだ。

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、昨年2月、ロシアによってウクライナが軍事侵攻を受けて以降、グラミー賞やゴールデン点グローブ賞、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭など、さまざまな世界的イベントにビデオ出演し、支援を呼びかけてきた。

しかし昨年、ゼレンスキー大統領はアカデミー賞授賞式でのビデオ演説を要請しながらも、許可されることはなかった。

このときは、アカデミーのエグゼクティブ・プロデューサーであるウィル・パッカーが“あること”を懸念し、判断にいたったのではないかとされていた。それは、これまで有色人種が戦争に巻き込まれてきた過去の悲劇に触れてこなかったにもかかわらず、巻き込まれているのが全員白人である今回の戦争だけを特別に取り上げることで批判を受けるのではないかということだ。なお、前回の授賞式ではゼレンスキー大統領の演説の代わりに黙とうの時間が設けられた。

そしてゼレンスキー大統領は、今年もアカデミー賞授賞式へのリモート出演を申請したものの、拒否されたことが明らかとなっている。

今回、ゼレンスキー大統領は大手芸能事務所「WME」のやり手エージェントであるマイク・シンプソンを交渉人として雇っていたが、うまくいかなかったようだ。

一方、最近のアメリカ国内ではウクライナに際限なく軍事支援を続けることを疑問視する声も少なくないとされており、今回のアカデミー側の決定も、このような声を受けたものと考えられる。

なおアカデミー側は現時点で、特にコメントを発表していない。

今年は3月12日(日)に開催される「第95回アカデミー賞授賞式」。最優秀ドキュメンタリー部門には戦争で親を亡くした子どもたちに焦点を当てた『A House Made of Splinters(原題)』がノミネートされている。

【動画】『A House Made of Splinters』予告編

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番組情報

「生中継!第 95 回アカデミー賞授賞式」
放送日:2023年3月13日(月)(※日本時間)[WOWOW プライム][WOWOW オンデマンド]

案内役:ジョン・カビラ、宇垣美里

・番組オフィシャルサイト:https://www.wowow.co.jp/extra/academy/
・WOWOW 映画オフィシャル Twitter:@wowow_movie

【関連番組】

・第95回アカデミー賞ミニガイド ~スター誕生の瞬間~
2023年1月17日(火)午後10:50 [無料放送] [WOWOW プライム][WOWOW オンデマンド] ※以後複数回放送あり

・第95回アカデミー賞ノミネーション
2023年2月11日(土・祝) [無料放送] [WOWOW プライム][WOWOW オンデマンド] ※以後複※数回放送あり

午前11:00 作品・監督篇
午前11:10 男優篇
午前11:20 女優篇
午前11:30 技術・美術篇

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