ヒュー・グラントのインタビューでの態度が物議をかもしている。
日本時間3月13日(月)、米ハリウッドのドルビー・シアターで、世界最高峰の映画の祭典「第95回アカデミー賞授賞式」が開催された。
ラブコメ俳優として確固たる地位を築いたヒュー・グラントも出席し、式の直前に放送された特別番組にてアシュリー・グラハムによるインタビューに応じた。
hugh grant wants no part of this dumb shit pic.twitter.com/uBQ70QcZGf
— Timothy Burke (@bubbaprog) March 12, 2023
シャンパンカーペットでのインタビューの中で、「『アカデミー賞のベテラン』としてひさしぶりにこの場所に戻ってこられましたが、心境はいかがですか」とたずねられたヒューは、「すごく魅力的な場所だ。全人類がここに集まっているといっていい。まさに上流社会だね」と皮肉を込めた一言を放った。
それでもアシュリー・グラハムはひるむことなく、「今夜、どの作品、誰に会えるのが楽しみですか」と言葉を変えながらくりかえし質問する。しかしヒューは「いや、とくにないな」とバッサリ切り捨てたのだった。
さらにアシュリーは、レッドカーペットの定番質問「今日は何を着ているのか」とたずねるが、ヒューは「スーツだよ」の一言のみ。インタビュアーが期待するのは、「どのブランドの、どのような衣装なのか」という答えだが、ヒューは「わからないな。ぼくのテーラーが作ったから」とそっけない対応を続けるのだった。
最後にアシュリーは、苦しまぎれにヒューが出演していた映画『ナイヴス・アウト:グラス・オニオン』について話題を振った。
「とてもすばらしい映画で、お気に入りの作品になりました。私はスリラー作品が大好きなので。撮影は楽しかったですか?」と必死に質問したアシュリーだったが、ヒューの「まあ、ほとんど出てないから。3秒くらい」という回答に撃沈。
しびれをきらしたアシュリーは、早々にインタビューを切り上げたのだった。
ベテラン俳優の紳士らしからぬ態度に、ネット上は大荒れ。ツイッター上では、「いくらヒューでも、あれはない」「イヤならインタビューに応じなきゃよかったのに」とヒューの対応を批判する声が上がる一方、出演時間の短い作品をわざわざ挙げたアシュリーに対しても、「あれはインタビュアーが悪い」といった辛らつなコメントが寄せられている。