ヘンリー王子の「黒歴史」が、ドラマに登場する可能性が浮上している。
現在、シーズン5まで公開されているネットフリックスの人気ドラマ「ザ・クラウン」。イギリス王室を舞台に、エリザベス女王の治世を基にしたストーリーで、チャールズ国王やダイアナ元妃といった実在の人物たちの姿が描かれている。
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このたび、The Sun紙が報じたところによると、最終シーズンとなるシーズン6には、2005年のハロウィンで起こった、ヘンリー王子の「ナチスコスプレ事件」のエピソードが含まれる可能性があるという。
Prince Harry’s Nazi costume scandal to appear in ‘The Crown’ Season 6: report https://t.co/STyCetL0YF pic.twitter.com/dhmSy6KE2K
— New York Post (@nypost) March 13, 2023
「ナチスコスプレ事件」は、2005年、当時20歳だったヘンリー王子が、友人のハロウィンパーティーにて、ナチス兵が身につけていた黄土色のシャツとズボンに、ナチスのシンボルマーク「かぎ十時」が記された腕章を身につけて参加したというもの。
このときの写真がスクープされるやいなや、ヘンリー王子は世界中からすさまじい批判をあびた。その後まもなくして、王室が謝罪の声明文を発表した。
また、ヘンリー王子は当時、「不快感を抱かせてしまい申し訳ない。コスチューム選びを誤ってしまい、謝罪したい」とコメントしていた。
なお、ヘンリー王子は今年1月に発売した回顧録「SPARE/スペア」の中で、このスキャンダルの後に、ロンドンでユダヤ教指導者と面会したこと、この訪問が「大きな衝撃」となったことをつづっている。
さらに、この回顧録では、問題となったハロウィンパーティーの日、ナチスのコスプレをするようすすめたのが兄ウィリアム皇太子と当時まだガールフレンドだったキャサリン妃だったことも明かされた。
ヘンリー王子はのちにこのスキャンダルについて、「人生でもっとも大きなまちがいの1つ」と表現している。
The Post紙はこの件についてネットフリックスにコメントを求めたが、返答は得られていない。