俳優のベン・アフレックが、DC映画『ジャスティス・リーグ』の撮影中のことを振り返り、「惨め」で「飲みすぎ」だったと語った。
『ジャスティス・リーグ』といえば、本作のオリジナル監督であるザック・スナイダーが娘の死をきっかけに退任した後、ジョス・ウェドンとの共同作業で、脚本のリライトと再撮影が必要だった。ベンは「誰かさん(ウェドン)が急にきて『私が君を救う、だから私たちは60日で撮影して、私が、君が持っているものを中心にすべてを書く』というようなことがあった」と振り返り、「それは大変だった」とコメントした。
「そして飲み過ぎてしまった。ロンドンのホテルに戻った時、僕にはそれ(飲みまくる)か、窓から飛び降りるか、どちらかしかなかった。それで僕は『これは自分が望む人生じゃない。子どもたちはここにいない。僕はみじめだ』って思ったんだ」とベンは続けた。
元妻ジェニファー・ガーナーと17歳のヴァイオレット、11歳のサミュエル、14歳のセラフィーナの子供を持つベンは、バットマン役は「満足できない」とし、撮影では「”汗だくで疲れ切った “時間を過ごした」と付け加えている。
本作の公開後、DCファンはスナイダー監督版の同作品も公開するように懇願。そして「スナイダー・カット」版が2021年に公開されたのだが、この「スナイダー・カット」版のために、ベンは1日だけ撮影に参加したという。
「(現場に)行ったし、やったよ。そして今、この作品IMDbでぼくの最高評価の映画になっているんだ」とコメントしたベン。「どん底から頂点に行った作品は初めてだ」と説明し「さかのぼれば、それはヒットだった。突然、自分が出演している“爆弾”のことを祝福されるようになったんだよ」と続け、もうこれ以上ヒーロー映画に興味はないと意志を表した。しかし、ベンは『ザ・フラッシュ』でバットマン役としてカメオ出演を果たしており、このカメオについては「本当にすばらしい」とコメントしている。
ベンといえば、2015年に10年間の結婚生活を経て破局した元妻ジェニファー・ガーナーが治療を受けるよう懇願した後、サポート受けながら2018年に酒を断ち切った。