映画『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』への出演などで知られる俳優のクリス・ヘムズワースとスペイン出身の女優エルサ・パタキー夫妻が、息子へのイタズラが「やりすぎ」だと批判されている。
クリス・ヘムズワースは3月20日、SNSを更新。エルサ・パタキーと娘のインディア、双子の息子トリスタンとサーシャと共に、双子の誕生日を祝っている写真を投稿した。クリスは「僕の2人の小さい男友達、9歳の誕生日おめでとう。この家でのケーキの食べ方はたったひとつ。ママにあたまからケーキに突っ込んでもらうこと!『ねぇママ、僕はチョコレートケーキはやだ、バニラがいい』だって?今はどうだ?」と書いた。写真では双子の一人がチョコレートケーキに頭を突っ込んでおり、そこに母エルサと姉インディアが楽しそうに手を乗せている。
これに対し一部のネットユーザーは「なぜケーキに子供の顔を突っ込むのか、僕には理解できない」や「顔にケーキをぶつけられたい人っている?あなたの子供はどう?それにすごくケーキがムダになってる。バカバカしくて、おもしろくないイタズラのためにケーキを捨てるの?」などと批判のコメントを書き込んだ。さらにはこのイタズラに「とても暴力的」という人もいた。
これに対し別のファンは「人それぞれ。彼らは明らかに楽しい時間を過ごしているんだから、自分を基準に人を判断するのはやめて」「ほかの家族のことに口出しするべきじゃない」などと、ヘムズワース・ファミリーを擁護する声もあげている。
また、とあるユーザーは、エルサがスペイン出身でるため「これはスペインでのお祝いの方法なのかな」と質問すると、別のユーザーが「ヒスパニック/ラテンアメリカの文化の一部だね」と回答。実際にメキシコ系アメリカ人のサルマ・ハエックは過去のインタビューで「ケーキが出てきて願い事をして、キャンドルを消したら、後ろの人が頭を押してケーキに突っ込ませるんだよ。メキシコではとても普通なこと」と答えている。
クリスやエルサはこの批判の声に対し、公式なコメントなどは出していない。