人気ガールズ・グループ TWICEのチェヨンが、自身が着用していたTシャツのデザインについて謝罪した。
先日チェヨンは、インスタグラムでレストランにいる何気ない写真を投稿。サングラスを少し下ろしポーズをキメていたチェヨンだったが、注目を集めたのはそのとき着ていたTシャツだ。
そのTシャツにはモノクロで、セックス・ピストルズのベーシストだったシド・ヴィシャスのイラストがプリントされており、さらにそのシドの胸部分にはナチ党のシンボルを指すハーケンクロイツ(鉤十字)が大きくデザインされていたのだ。
#CHAEYOUNG of #TWICE apologizes to fans after posting an Instagram photo of her wearing a t-shirt with a swastika on it:
“I sincerely apologize regarding the Instagram post. I didn't correctly recognize the meaning of the tilted swastika in the t-shirt I wore.” pic.twitter.com/UixdkGf192
— Pop Crave (@PopCrave) March 21, 2023
このTシャツを着用していたことで、一部の人々から「反ユダヤ的だ」という声があがり、チェヨンはこの写真の投稿を削除し、謝罪文を発表した。
チェヨンは「インスタグラムの投稿に関して心から謝罪します。私が着ていたTシャツの中の傾いた卍(鉤十字)の意味を正しく認識していませんでした。投稿を徹底的に見直さず、ご心配をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げます。今後、同様の事態が二度と起こらないよう、絶対的な注意を払うつもりです。本当に申し訳ありませんでした」と、反省の思いをつづった。
過去にもチェヨンは「Qアノン」(アメリカの極右が提唱している陰謀論とそれに基づく政治運動)のデザインのシャツを着用している姿が目撃され、それについても批判を浴びていた。
一部の人々は、彼女がファッションを通して過激派を助長していると感じており、それを止めるべきであると考えているようだ。