俳優のキーラン・カルキンは、兄マコーレー・カルキンの『ホーム・アローン』による名声についてコメントしている。
現在、大ヒットドラマ「メディア王 〜華麗なる一族〜」にローマン役として出演しているキーラン・カルキンは、兄のマコーレー・カルキンが『ホーム・アローン』で主役を演じ、10歳で有名になった後、兄を気の毒に思ったことを振り返った。
「可哀想だった」とキーランは兄について話し 「彼は小さかったから、そのレベルの名声を現実として受け入れようとしなければならなかった」「その時でさえ、子どもだったぼくは、『それは彼にとって最悪だ』と思ったことを覚えているよ」とキーランは続けた。
マコーレーは、1990 年に公開された『ホーム・アローン』で、家族旅行に置き去りにされ、強盗から家を守ることを余儀なくされた少年ケヴィンを演じた。 キーランも、ケヴィンの従兄弟であるフラーとして映画に少しだけだったが登場した。
マコーレーは以前、2020年のエスクァイアとのインタビューで、『ホーム・アローン』後の名声についての経験を振り返り、「ぼくは演技が得意だった」と話し、演技を楽しんだと語った。 最終的に、両親の分裂と親権争いの間、彼は 15 歳のときに両親を信託基金から外したことを明かしている。「でも、もっと悪いことも起こりえたよね。ぼくは炭鉱で働いていたわけじゃないし、少年兵でもなかった。父はぼくを性的に虐待していたわけじゃないから」とコメントしていた。
キーラン・カルキンが出演する「メディア王〜華麗なる⼀族〜(原題:Succession)」は、世界的メディア王 “ルパート・マードック”をモデルにしたと言われている、華麗なる一族がメインで物語が展開していく。私利私欲にまみれた、後継者争いを、リアルかつ辛辣にそしてシニカルに描いている。シーズン4は3月26日に米公開となっている。