日本公演のため来日を果たした人気歌手のハリー・スタイルズが、自身のアルバム「ハリーズ・ハウス」にインスピレーションを与えてくれたアルバム「HOSONO HOUSE」の細野晴臣氏と日本で初対面を果たした。
現在ソロアーティスト、俳優として活躍するハリー・スタイルズが、世界ツアー「LOVE ON TOUR 2023」のため、3月24日(金)と3月25日(土)に東京・有明アリーナにて、5年ぶりとなる来日公演を開催した。
ハリーといえば、今年の「第65回グラミー賞」にて、最新アルバム「ハリーズ・ハウス(Harry’s House)」で、みごと「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」と、一番の注目が集まる「年間最優秀アルバム」を受賞し、大きな話題となった。
昨年、ハリーはApple Musicのゼイン・ロウとのインタビューの中で、「ハリーズ・ハウス」というアルバムタイトルは、日本のアーティスト細野晴臣のアルバム「HOSONO HOUSE」からインスパイアされてつけたと明かしていた。
インタビューの中でハリーは「このアルバムは細野さんのアルバムからとってつけたんだ。彼は70年代に『HOSONO HOUSE』というアルバムをリリースしたんだ。僕が日本で過ごしていたときに、そのレコードを聴いて『気に入った!僕もハリーズ・ハウスというタイトルのアルバムをつけたらおもしろいだろうな』と思ったんだ」と明かしていた。
【動画】「HOSONO HOUSE」について語るハリー・スタイルズ(1時間10分あたり~)
そんなハリーが、今回の来日で、細野晴臣氏とほんものの「HOSONO HOUSE」(細野氏の家)で対面を果たした。
そのときの写真をハリーの友人で日本のマルチクリエイターである野村訓市氏が投稿。ハリーと細野のツーショットを公開し、「細野晴臣さんに直接会ってあいさつしたいというのがライブ後に1番やりたかったこと。ハリーズハウスのタイトル由来だからね」と、ハリーが細野氏と会うことを楽しみにしていたことを明かした。
また、細野氏も自身のインスタグラムにハリーとのツーショットを投稿。「おしゃべりあれこれ」とキャプションを添えた。