ラテンミュージック界のスター、バッド・バニーが、スクリーンでの初キスを振り返った。
先日、バッド・バニーはTIMEの初のスペイン語版カバーストーリーを飾り、映画『Cassandro(原題)』で共演者と交わしたキスについて口を開いた。
この映画で、『リメンバー・ミー』や『オールド』などで知られる人気俳優ガエル・ガルシア・ベルナルの恋の相手を演じたバッド・バニー。彼は「映画で初めてのキス、それは男性とのものだった」とコメント。そして「演技をするということは、自分ではない誰かになるということだ 」「とてもクールだったと思う」「不快な感じはしなかったよ」と明かした。
そんなバッド・バニー、じつは8月、ヤンキースタジアムでのパフォーマンス中に男性のバックダンサーにキスをしたことでも話題となっていた。
「ぼくは、セックスは巨大な世界にあり、誰もが自由にそれを見て、好きな人と、好きなように、無限の可能性を持ってそれを行うことができると思う」「結局のところ、ぼくたちは人間なんだ。誰もが感じ、誰もが運命の相手と恋に落ちる」とプレイボーイの2020年のカバーストーリーで語っていた。
2020年3月には、「Yo Perreo Sola」のミュージックビデオでドラッグ姿になったことも話題に。昨年5月には、GQのカバーストーリーインタビューで、進化する自分のスタイルについて打ち明け、ファッションに関しては、ルールブックに従うことはないと語った。
ファッションは、「自分の心の状態によって変わるんだ」と語り「誰もが、自分がどうあるべきか、どう感じるかについて、心地よくなければならない。例えば、何が男性を定義するのか、何が男性的であることを定義するのか、何が女性的であることを定義するのか。ぼくは服に性別をつけることはできないと思う」「ぼくにとって、ドレスはドレス。もしぼくがドレスを着たら、それは女性のドレスでなくなるのか?その逆は?いや、違う。それはドレスであり、それだけのこと。男のものでも、女のものでもない。ドレスなんだ」と力強いメッセージを発信していた。
映画『Cassandro(原題)』は、1月のサンダンス映画祭で初公開されたが、公開日は決まっていない。