イギリス・スコットランド出身の人気歌手ルイス・キャパルディが、ブリティッシュ・エアウェイズの機内でサプライズパフォーマンスを披露し話題となっている。
ルイス・キャパルディは、2017年のデビューEP「Bloom」が全世界で1億2000万回ストリーミング再生という大成功を収めた。また、愛する人を失った哀しみを歌ったシングル「サムワン・ユー・ラヴド」は世界の人々を静かな感動で包み、現在、イギリスの史上最も再生された曲としても名を残している。さらに、2019年にリリースした待望のデビュー・アルバム「Divinely Uninspired To A Hellish Extent」は、後に全英アルバム・チャー ト6週連続1位を獲得するなど全英チャート史上最多の発売週ストリーミング数を記録している。
そんな売れっ子のルイス・キャパルディが、飛行機の機内でサプライズパフォーマンスを披露した。
Can we please be on a flight where @LewisCapaldi is the flight attendant and he plays us a new single 😭😍 pic.twitter.com/IbabnojIUs
— Capitol Music (@capitolmusic) March 29, 2023
ロンドンからロサンゼルスへ飛ぶ「ブリティッシュ・エアウェイズ」の機内に登場したルイス。ルイスはドリンクのワゴンを押しながら、客室乗務員のフリをして乗客たちの前に登場。
すぐにルイスだと気づいた乗客たちはおどろいた様子でスマホで彼の姿を撮影。じつはこのフライトには4人のファンも招待されており、ルイスは少女たちに「何かほしいものはある?」と聞くが、少女たちはおどろきとうれしさのあまり、声が出せない様子。
おどろきのあまり硬直している少女たちに対しルイスは「プリングルズを1つちょうだい」と、代わりに少女たちが食べていたプリングルズを1枚もらって食べ始めた。
そんなルイスは、「寝ている人がいるので申し訳ないです」と前置きしてから、新アルバム「Broken By Desire To Be Heavenly Sent」からの楽曲「Wish You The Best」をギターの弾き語りで披露した。
歌を少しだけ披露した後ルイスは、「皆さんありがとう。僕の名前はエド・シーランです」とギャグを飛ばし、これには乗客も爆笑となった。
ブリティッシュ・エアウェイズのスタッフで、ルイスの超ファンであるニコラ・バーカーは、「フライト中にルイスがギターを持ってパフォーマンスする姿を見て、まさに『誰か私をつねって!』と思いました。彼は歌だけでなく、あいさつをしたり、すばらしいファンサービスもしてくれました」と、そのよろこびを語った。