映画『ウルヴァリン』シリーズや、『グレイテスト・ショーマン』などへの出演で知られるオーストラリア出身の俳優ヒュー・ジャックマン(54)が、基底細胞がんの検査を受けたことを明らかにした。
長年、皮膚がんの中でもっとも一般的な「基底細胞がん」の経験を公表してきたヒューは、4月3日(月)、インスタグラムを通じて、3,110万人のフォロワーに対し、「日焼け止めをぬろう」と呼びかけた。
投稿された動画にて、ヒューは鼻に包帯をつけている。その理由についてヒューは「2つの生検組織診断(生検)を受けたばかりなんだ。主治医のアイアン先生のところに行った。彼女はすばらしい人なんだ。そして、彼女は小さなものを見つけたのだけど、彼女の意見では、基底細胞がんの可能性があるか、そうでないかはわからないそうだ」と、ガンであるか否かの結果待ちであることを明らかにした。
また、ヒューは検査結果について、2~3日でわかると述べており、「わかり次第、知らせます」としている。加えて、ヒューは「ただ覚えていてほしいのは、皮膚がんの世界では基底細胞がんはもっとも危険性が低いんだ」とも発言。もしかしたら、心配するファンを安心させたかったのかもしれない。
ヒューに皮膚がんが発覚したのは2013年のこと。妻のデボラ=リー・ファーネスに鼻の跡を調べてもらうように言われたことがきっかけだった。以降、ヒューは皮膚がんの再発を繰り返しており、ファンに対し、日焼け止めがいかに重要か、そして気になることがあれば検査を受けるよう訴えている。
「日焼けは本当に価値がない。どんなに(体を)焼きたくても僕を信じてくれ…これは25年前に起こったすべてのこと。いま、それが現れているのさ。日焼け止めを塗ってくれ。(塗ったとしても)すばらしい時間を過ごせるよ。お願いだから、安全に」