アメリカ・フロリダ州の湖にてワニの口の中から2歳の男の子の遺体が発見された事件で、警察は男の子の父親が母親を殺害した後、男の子を湖に投げ込んだと見ているようだ。米ピープル誌が伝えている。
供述書によると、逮捕されたトーマス・モズレーは3月29日(水)、フロリダ州セントピーターズバーグにあるアパートで当時交際していたパシュン・ジェフリーさん(20)と自身の誕生パーティーを開いたあと、彼女を100回刺して殺害したとされている。
A missing 2-year-old boy in Florida was found dead in an alligator's mouth, and police say his mother was fatally stabbed and suffered over 100 wounds. https://t.co/5SPT9ByJ2l
— Radar Online (@radar_online) April 5, 2023
トーマス・モズレーとパシュン・ジェフリーさんの間には2歳になる息子テイレンくんがいたが、モズレーは彼をアパートから北に20キロほどはなれたマッジョーレ湖に投げ込んだという。
モズレーは現在、2件の第一級殺人罪で拘留されている。
モズレーの代理人は米ピープル誌の取材に対し、「これらの悲劇をめぐる極めて申告な申し立てのため、我々は現在、徹底的に事件の事実と状況、そして依頼人の精神状態に関する情報集めをおこなっています」と述べている。
なお、現時点で警察はモズレーの認否を明らかにしていない。
ジェフリーさんの遺体は、彼女から連絡がないことを心配した家族からの要請で様子を見に行ったアパートの管理人によって発見された。
警察の捜査では、ジェフリーさんは刺殺された後、浴室の床に遺棄(いき)されたと見られている。
アパートからは血のついた足跡と指紋がついた洗浄液のボトルも見つかった。
テイレンくんはジェフリーさんの遺体が発見された当時行方不明だったが、その後ボランティアらを動員して捜索が行われ、3月31日(金)にワニの口の中から発見された。
現時点でテイレンくんの死因は明らかになっていない。モズレーの初公判は4月11日(火)に予定されている。