破天荒なラッパーとして知られるテカシ・シックスナイン（Tekashi 6ix9ine）。彼はフロリダのジムで、残忍な暴行を受けたのだが、その場に居合わせた女性が911通報した内容が、新たに明らかになった。Page Sixが報じている。
事件が起きた現地時間3月21日、LAフィットネスの女性従業員が「何人かの・・たぶん男たちが、トイレでメンバーの一人を襲って、そこらじゅうが血まみれになっています」と通報。そしてその女性は、テカシに対して救急隊員の助けを求めるかどうか尋ねるが、電話の背後でテカシが「いや、大丈夫だ」と拒否するように答えているのがわかったと言う。
女性はまた、「武器は使っていない」と伝え、テカシを暴行したのは３人の男だったと付け加えた。また、通報の時点では男たちは「まだ駐車場にいた」と言っている。加害者とされる人物についてもっと詳しく説明できるかという質問に対して、女性は明確な説明はできないと答えた。
「防犯カメラもあるので、見て確認することはできますが、実際にどのように見えるかはわかりません」と状況を説明した。
パームビーチ郡保安官事務所は以前、Facebookの投稿で、テカシが顎、肋骨、背中に「命に別状はない」傷を負ったことを伝えている。
3月23日にネット上で拡散された映像では、フィットネスジムのトイレの床に、レインボーヘアのテカシがうずくまっており、複数の男が殴る蹴るなどの暴行を加えている。また男たちは、テカシに対し「黙れ」と叫んでいる。その後、血だらけになったテカシはトイレから立ち去ったのだが、ジムにいた人は驚いた様子を見せていた。
その後、テカシは3月31日にソーシャルメディアで、加害者たちを 「卑怯者以外の何者でもない 」と罵った。
