米トークショーの「The Late Late Show」や、「カープール・カラオケ」の司会などで知られるイギリス人コメディアンのジェームズ・コーデン。愛らしい笑顔で好感度の高いジェームズだが、今回彼と昔仕事をしたというディレクターが、カメラのまわっていないところで起きたエピソードを告白した。
TVディレクターのクレイグ・ダンカンは自身のYouTubeチャンネルを更新。新しい動画で彼は、2013年にジェームズと共に仕事をしていたイギリスの番組「A League of Their Own」の撮影現場での裏話をした。
【動画】ジェームズを批判する元ディレクター
クレイグは「台本にとあるジョークがあったんだけど、(ジェームズが)『おもしろくない、おもしろくない、ああクソ、これは書き直さなきゃ』って言ってた。わかんないよ、彼は大変な1日を送っていたかもしれない。でも僕は『え、それは書いた人に失礼じゃないか』ってすごく思った」と、ジェームズの発言が失礼だったと感じたと話した。クレイグはジェームズを「これまで一緒に仕事をした中でもっとも気難しくて、不愉快きわまりない司会者」と呼んだのだ。
さらにクレイグは「確かにテレビ業界は気が弱い人は残っていけない。でもベストを尽くしてあのジョークを書いた人のことを考えずにいはいられなかった。まあ、個人的にはあの番組はゴミみたいなものだったけど」と語った。
さらに、その時ジェームズはとあるシーンを撮りなおさなければならず、時間に追われていたことも明かした。
クレイグは「僕たちがそのシーンをどうやって撮ろうかと試行錯誤していたところ、ジェームズが『マジでなにしてるの?やることは明らかでしょ。ここにカメラを置くんだよ。ここにカメラを置くんだよ。ここにカメラを置くんだよ。そうやって撮影するの。君らはバカだね』と言ってきた」と話した。
しかもジェームズはこの日、45分遅れて現場にあらわれたという。クレイグは「シーズン7のエピソード3だった。一生忘れないよ」と、ジェームズと仕事をした日を忘れないと語った。