新たな『スター・ウォーズ』シリーズ三部作へのライアン・ジョンソンの参加について、キャスリーン・ケネディが言及している。
ライアン・ジョンソンといえば、2017年に公開された『スター・ウォーズ』シリーズ続三部作の2作目『最後のジェダイ』で監督・脚本をつとめたことで知られている。大きなヒットを記録したこの作品だが、ファンの評価が二分したことでも話題になった。
【動画】スター・ウォーズ/最後のジェダイ | 予告編 | Disney+ (ディズニープラス)
そんなジョンソンは『最後のジェダイ』公開前、新たな『スター・ウォーズ』三部作への参加が発表されていたのだが、その後、詳細が報じられることはなかった。
そんな中、先日ロンドンで開催された「スター・ウォーズ・セレブレーション 2023」のイベントにて、「Variety」誌がルーカスフィルム社の社長のキャスリーン・ケネディに直撃質問。ジョンソンの新たな三部作への参加についてたずねたところ、現時点でプロジェクトが進んでいないことが明らかになった。
Lucasfilm President Kathleen Kennedy on Daisy Ridley’s New Rey Film, ‘Obi-Wan Kenobi’ Season 2 and Rian Johnson’s ‘Star Wars’ Future https://t.co/TrdJ2ePol1
— Variety (@Variety) April 8, 2023
ケネディによると、ジョンソンは現在大変忙しく、スケジュール調整が難しい状況だという。
ケネディの回答は以下の通り。
「ライアンと私はいつも話をしているのですが、彼は信じられないほど忙しい人なのです。『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』や、他にもいろいろ手がけていることもあって、現時点で彼と関連するプロジェクトはとくにありません。しかしライアン本人は『スター・ウォーズ』シリーズへのカムバックに意欲を見せています。時間的な負担が大きいのは事実ですから、彼次第というところでしょうね」
なお、かつてはジョンソン本人も、『スター・ウォーズ』シリーズをまた手がけたいという意志がありながら、スケジュール的にきびしいという話をしている。
昨年8月に開催された『最後のジェダイ』公開5周年を記念したイベントにて、ジョンソンは現在もルーカスフィルム社とつながりがあること、問題はスケジュールだけであることを明かしていた。そのうえで、もしカムバックできなければ「とてもツラい」とも語っている。
「スター・ウォーズ・セレブレーション 2023」では、『スター・ウォーズ』の続三部作(エピソード7~9)の主人公のレイ(演:デイジー・リドリー)が、新たな三部作にカムバックすることが発表され、ファンたちは大よろこびとなった。ジョンソンが何かしらの形で関わるとなれば、ファンの注目もさらに大きくなることだろう。