女優で歌手のサブリナ・カーペンター(23)が実施予定だったコンサートが直前で中止となったことがわかった。米JustJaredが伝えている。
サブリナは4月10日の夜に米オレゴン州のポートランドで公演を行う予定であったが、サブリナがステージにあがる数分前に、急きょ同公演が中止される事態になった。
米JustJaredによると、サブリナはVIPパッケージを購入したファンの前でサウンドチェックを行い、オープニングアクトであるスピル・タブもパフォーマンスを行ったという。
ファンによれば、午後10時頃、会場のスタッフがとつぜんステージに上がり、観客に対し、サブリナはパフォーマンスしないこと、チケットの払い戻しを受けるよう告げたのだという。
この数分後、サブリナはツイッターを更新。「ポートランド――。どれだけ胸が張り裂けそうか、言葉にはできないほどよ。これだけはしたくなかったのだけど、予期せぬ事情のため、今夜パフォーマンスをすることができなくなってしまった」とつづり、公演ができない悔しさをにじませた。
Portland- pic.twitter.com/kBINXNEHNo
— Sabrina Carpenter (@SabrinaAnnLynn) April 11, 2023
なぜ、サブリナのコンサートは直前で中止になってしまったのか。
ポートランド警察のネイサン・シェパード警部補が話したところによれば、原因は「信頼性のある脅威」のため。シェパード警部補によると、ポートランドにあるライブ会場「クリスタル・ボールルーム」の従業員は、同会場を爆破するという強迫電話を受けたのだという。
なお、ポートランド公演の数日前、サブリナは座席数を増やすためにコンサート会場を「クリスタル・ボールルーム」から「ケラー講堂」へと変更。今回の脅迫電話は「ケラー講堂」に向けられたものではなかったものの、サブリナとイベント主催者は、慎重を期して、ショーを中止することに決めたそうだ。またこの日、観客らが落ち着いて、素早く、そして安全に会場から退出する措置がとられたという。