『シックス・センス』の主演俳優ドニー・ウォールバーグは、撮影現場でブルース・ウィリスが自分を助けてくれた時のことを振り返った。
『シックス・センス』でドニーが演じたのは、ブルース演じるマルコム・クロウの元患者で、児童心理学者の家に侵入するヴィンセント・グレイという役だった。この短いシーンで、ヴィンセントはマルコムを撃ち、さらに自分も撃つという、映画の後半につながる重要な展開が用意されていた。
ETの取材に応じたドニーは、『シックス・センス』の撮影現場でブルースのサポートが、2人が共有したシーンでいかに役立ったかを振り返った。さらに、映画のオープニングでブルースがいかに謙虚であったか、二人はこの映画がいかにうまくいくと思ったかを語り合った。
ドニーは、「ブルースと一緒に仕事をしたとき、ブルースはとてもクールでとても協力的だった。彼は僕の背中を押してくれたんだ。彼と一緒に仕事をして、彼を知ることができたのは、とてもスリリングなことだった。彼はとにかく親切で、サポートしてくれたんだ」「『シックスセンス』のプレミアに行ったとき、彼はずっと僕を抱きしめて、『よくやったね。君は本当によくやった。君は本当にこの映画の役に立ったよ』と」「彼は僕の背中を押してくれて、とても協力的で、僕がこの作品に注いだ努力にとても感謝してくれた。僕はあの映画で、信じられないほどの自信を手に入れたんだ。もし彼が僕を支えてくれなかったら、僕はそのような自信を持つことができなかったと思う。今、僕がここにいることもないだろう」とコメントした。
ブルースといえば、1988年の大ヒット映画『ダイ・ハード』の主役以来、『パルプ・フィクション』『シックス・センス』などの人気作に出演し、アクションとドラマのスターとして活躍してきた。昨年3月、ブルースの家族は、彼が失語症の診断を受けて俳優業を引退したことを発表。さらに前頭側頭型認知症とも診断されたことが明らかになった。