体高わずか9センチのチワワが、「世界一小柄な犬」としてギネス認定され、話題となっている。
今年4月、「世界一背が低い存命犬」としてギネス認定されたのは、フロリダ州オーランドに暮らす2歳のチワワ、パール。その体高(※)はわずか3.59インチ(約9センチ)で、1ドル紙幣よりわずかに大きい程度だ。また体重は1.22ポンド(約553グラム)だという。
※立ったときの足から背中までの高さ。
Guinness World Records officially crowns two-year-old Chihuahua named Pearl as the world’s shortest living dog, measuring at 3.59 inches in height and 5 inches in length. pic.twitter.com/HjujylArjE
— Pop Tingz (@ThePopTingz) April 11, 2023
飼い主のヴァネッサ・セムラーさんは先日、ギネス世界記録を紹介するイタリアのテレビ番組「Lo Show Dei Record」に出演。パールについて「ティーカップより少し背が高い程度で、ボールのように小さい」と表現すると、「彼女を飼うことができて、とても幸運」だとよろこびをあらわにした。
This is Pearl, the two-year-old Chihuahua with a big personality and the record for being the shortest dog alive today 🥰️ pic.twitter.com/rUjydX9A4T
— Guinness World Records (@GWR) April 12, 2023
さらに、パールは「おしゃれが大好き」だと明かしたヴァネッサ・セムラーさんは、彼女のことを「まるでお姫様」だと紹介している。
そんなパールは、番組の収録中、多くの観客の視線やカメラが向けられているにもかかわらず、堂々とした様子だった。
パールは2020年9月、フロリダ州にある動物病院「Crystal Creek Animal Hospital」で誕生した。当時の体重は1オンス(約28グラム)以下とかなり小さかったものの、その後すくすく成長。現在はサーモンやチキンが入ったエサが大好物だ。
今回の体高計測もこの病院で行われている。専用機器を使ったうえで、正確さを記すため合計3回も計測が行われたという。
なお、パールの前のギネス世界記録保持者は、彼女のおばにあたるチワワのミリー。彼女の体高は3.8インチ(約9.7センチ)だったが、2020年、パールが生まれる前に、この世を去っている。