人気映画シリーズ『スター・ウォーズ』でレイ役を演じたデイジー・リドリーが、レイは元々、あのジェダイの親せきの設定であったことを明かした。
【動画】レイの出自（でどころ、生まれ）について話すデイジー（該当シーンは1：50秒頃～）
デイジー・リドリーが演じるレイは、スター・ウォーズ続三部作と呼ばれる『エピソード7／フォースの覚醒』（2015年）、『エピソード8／最後のジェダイ』（2017年）、『エピソード9／スカイウォーカーの夜明け』（2019年）の主人公。サーガの最終章となった『スカイウォーカーの夜明け』で、レイが悪役パルパティーンの孫娘であるという衝撃の事実が明かされた。
今回デイジー・リドリーは米人気トーク番組「Jimmy Kimmel Live」にオンラインで登場。ゲスト司会者であり、『スター・ウォーズ』マニアであるジョシュ・ギャッドが「長い間、レイの両親や出自が不明だったけど、君は最初から知っていたの？」と聞くと、デイジーは「いいえ」と回答。
彼女は「（レイの出どころについて）いろんなバージョンの設定が用意されていた。レイがオビ＝ワン・ケノービとつながっている設定とかね。でも途中（『最後のジェダイ』）では“誰でもない”ということになったし。その後は（『スカイウォーカーの夜明け』で）、監督のJ.J.エイブラムスが『レイのおじいちゃんはパルパティーンなんだよ』って言ってきたんだけど、その2週間後に彼は『ああ、まだわからない』って言ってた（笑）。だからレイの両親や親せきについての設定はどんどん変わっていったんだ。撮影中も、答えがどうなるのかわからなかった」と、レイの血筋については監督のJ.J.エイブラムスですら迷っていたと明かした。
このデイジーの発言でファンが注目したのは「オビ＝ワン・ケノービとのつながり」という発言だ。続三部作の最初の作品『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』でレイというキャラクターが初めて観客に紹介されたとき、彼女は砂漠の荒れ地で細々と暮らす孤独な人物だった。これが、オビ＝ワン・ケノービの人生に似ているため、一部のファンはオビ＝ワンとのつながりを期待していたのだ。
またレイは最初、「孤独」なキャラクターであったため、ハン・ソロとのつながりを予想するファンもいた。
もしレイがあの伝説のジェダイ、オビ＝ワンの子孫であったらどのようなエンディングになっていたのだろうか。ファンの想像はいまもふくらんでいる。
