チャールズ国王の戴冠式に、セーラ・ファーガソンが招待されていないことがわかった。
5月6日に、ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われるチャールズ国王の戴冠式。国内外から約2000人のゲストが招かれていると報じられているが、その中に、実の弟アンドルー王子の元妻セーラ・ファーガソンは含まれていないという。
国王の姪(めい)にあたるベアトリス王女とユージェニー王女の母でもあるセーラは、1986年にアンドルー王子と結婚するも、不倫スキャンダルがきっかけで1996年に離婚している。
しかし、離婚後もしばらくアンドルー王子と同居しており、昨年9月にエリザベス女王が亡くなった後、女王の愛犬を引き取ったとの報道もあったことから、いまだに王室とのつながりは強いと考えられていた。
一方、セーラにとって、招待状が届かなかったことはショックではなかったようだ。
先日、ITVのトーク番組「Loose Wome」に出演したセーラは、アンドルー王子と離婚している以上、招待状が届く可能性は低いと語っている。
番組の中でセーラは、「その日は、小さなカフェでコロネーションサンドイッチ(※)を食べて、お祝いの旗を出す予定よ。あくまでも個人的にね」と、当日は式典に参列しない可能性をほのめかしていた。
(※)カレー風味のチキンをはさんだサンドイッチ。故エリザベス女王の戴冠式(コロネーション)にちなんで作られた。
なお、セーラの元夫であるアンドルー王子は戴冠式に参加する予定となっている。
アンドルー王子といえば、かつて未成年への性的虐待などで有罪判決を受けた大富豪ジェフリー・エプスタインと関わりを持っていたことが大スキャンダルとして報じられ、エリザベス女王から王室と軍に関する役職をすべてはく奪されている。
そのため、彼が当日重要な役割をになう可能性は低いと見られている。