俳優で監督のベン・アフレックが、キャリア初期の映画出演でのおもしろいエピソードを披露し、話題となっている。
ベンは先日、人気トーク番組「The Late Late Show with James Corden」に出演。そこで、過去にプロジェクトから外された経験を聞かれ、10代の頃、“遅刻癖”が原因で建設業の仕事をいくつかクビになったとジョークを放った後に、映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』で自分のセリフだけが吹き替えになってしまったことを語った。
「最も屈辱的だったのは、ぼくの初期の出演作のひとつだ。セリフは1つだけだった。『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』という小さな映画で、テレビ版ではなく、その後の長寿シリーズ『バフィー 〜恋する十字架〜』に影響を与えた映画だった。クリスティ・スワンソンが主演で、ぼくはたまたま高校でバスケットボールをやっている選手だったんだけど、そこに狼男か吸血鬼が走ってきて、その人を怖いと思い、それで『ほら、ボールを持っていけ』とか言ったと思う。そして、自分はいい仕事をしたと思ったし、そう感じていた」とコメント。
その後、友人たちとその映画を見に行ったというベンは「ぼくの声はまったく違っていて、その時に、ぼくのセリフを録音しなおしたことに気づいた」と語った。「監督は明らかに『もうこの声は聞けない!』と思ったんだろうね」と続けている。
1992年に公開された映画『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』は、賛否両論はあったものの、興行成績はそこそこだった。そして脚本家ジョス・ウェドンが5年後に制作したドラマシリーズ『バフィー 〜恋する十字架〜』が大ヒット。このシリーズの方がはるかに有名になった。
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