人気ファンタジー映画『トワイライト』シリーズが、ドラマ化されることが明らかになった。The Hollywood Reporterが伝えている。
『トワイライト』は、ステファニー・メイヤーのベストセラー小説「トワイライト」が原作の映画シリーズ。人間の少女ベラとヴァンパイアの青年エドワードの禁断の恋を描いたラブストーリーで、2008年に第一作目となる『トワイライト~初恋~』が公開され、その後『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(2009年)、『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010年)、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』(2011年)、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』(2012年)の計5作が公開され、世界中で34億ドル(4500億円)以上の興行収入を記録し、爆発的なヒットを飛ばした。
主役のベラ役を演じたクリステン・スチュワートと、エドワード役を演じたロバート・パティンソンは、一躍世界的スターとなり、また2人は、共演をキッカケに私生活でも交際に発展し、当時大きな話題となった。
最終作が公開されてから11年が経ち、今回なんと『トワイライト』がドラマ化されることが明らかになった。
情報筋がThe Hollywood Reporterに語ったところによると、同映画シリーズを手がけた、カナダ・アメリカを拠点とするエンターテインメント企業「ライオンズゲート・テレビジョン」がドラマ版も制作をつとめ、現在制作の初期段階であるという。
また、ドラマ「テル・ミー・ライズ」や、「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」などで知られるシネイド・デイリーが今作の脚本を担当するという。
さらに情報筋によると、シネイド・デイリーと「ライオンズゲート・テレビジョン」は、ドラマの内容について、原作本のリメイクにするのか、それとも別の外伝にするのかを現在検討しているという。また、原作者のステファニー・メイヤーはドラマ版にも関わる見込みだという。
ドラマ化について「ライオンズゲート・テレビジョン」の担当者は、現段階でコメントを拒否しているが、2017年、同社のCEOであるジョン・フェルトハイマーは、『トワイライト』と『ハンガー・ゲーム』の両シリーズについて、「まだまだ語るべき物語はたくさんあり、クリエイターがその物語を語る準備ができたとき、私たちもそれを語る準備ができています」と、続編制作に前向きな姿勢を見せていたことから、今回、満を持して制作が動き出したのかもしれない。