人気歌手のアリアナ・グランデが、映画版『ウィキッド』の撮影現場で歌声を披露する動画がネット上に流出した。
『ウィキッド』は「オズの魔法使い」に登場する、西の悪い魔女エルファバと、南の善(よ)い魔女グリンダの知られざる友情を描いた物語。ミュージカル「ウィキッド」は20年にわたり愛されている人気作で、2024年に映画版『ウィキッド』が公開されることが決定している。
映画版では、グリンダを人気シンガーで女優のアリアナ・グランデ(29)が、エルファバを女優のシンシア・エリヴォ(36)が演じる。先日、アリアナ・グランデとシンシア・エリヴォの劇中ビジュアルが初公開され大きな話題となった。
そして今回、『ウィキッド』の撮影現場で、グリンダ演じるアリアナ・グランデが、「魔女の死を誰も悲しんだりしない(原題:No One Mourns the Wicked)」を歌っている動画がネット上に流出した。
グリンダは、ソプラノ歌手のクリスティン・チェノウェスがブロードウェイ版で演じたように、オペラ調の声で歌うことで知られている。
ポップシンガーであるアリアナが、グリンダの歌をどのように歌うのか注目が集まっていたが、動画を見る限り、アリアナは持ち前のみごとな歌唱力で歌い上げているのがわかる。
Ariana Grande sings beautifully in the set of “Wicked.” pic.twitter.com/Yk5vEAiblW
— ☁︎ariana☁︎🎀 (@iamarianavibez) April 18, 2023
この動画を見たネットユーザーたちは「美しすぎる」「アリアナがグリンダ役に起用されたときから、映画版『ウィキッド』はすばらしいものになると確信していた」「アリアナはまさにクリスティン・チェノウェスの娘のよう!」と絶賛している。
しかし、一部のファンたちは、アリアナの声がクリスティン・チェノウェスの声にあまりにも似ていることから、この現場では自身がレコーディングしたものではなく、クリスティンの音源を使っているのではないかと疑う声もあがっている。
映像が少し荒いことや、音声もそこまでクリアではないため真相は不明だが、今後、グリンダとしてのアリアナの歌声を聴くのが楽しみだ。