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UKのイケメンポップバンド ニュー・ホープ・クラブ、BTS Vとのコラボ話は実現する!? SNSで話題を呼んだVとのやりとりの“その後”をズバリ聞いてみた! K-POPグループ P1Harmonyとの仲良しエピソードも披露 [来日インタビュー]

〈ニュー・ホープ・クラブ〉のジョージ・スミスとリース・ビビィ INTERVIEWS
〈ニュー・ホープ・クラブ〉のジョージ・スミス(左)とリース・ビビィ(右)

メンバーのリース・ビビィ、ブレイク・リチャードソン、ジョージ・スミス、3人全員がソングライター、ヴォーカル、複数の楽器を演奏し、さらにビジュアルもイケてるポップ・バンド〈ニュー・ホープ・クラブ(New Hope Club)〉。アンセミックでアコースティック・ギターが主導するポップ・ミュージックを作ることを使命とし、明るく爽やかなポップにエレクトロニックやR&Bの要素を持ち込んだ曲は、世界各国で人気急上昇中だ。

彼らはまだ10代であった2017年5月にデビューEP「Welcome To The Club」をリリース。2018年10月にはセカンドEP「Welcome To The Club Pt. 2」を世に送り出し、なんとUK、ドイツ他10カ国のiTunesで1位を獲得するという快進撃を見せた。さらに2020年にリリースしたセルフタイトルのデビューアルバム『ニュー・ホープ・クラブ』はUKチャートで5位に輝くなど、彼らの活躍はとどまるところを知らない。

また、幅広いジャンルの音楽をカバーすることでも知られているニュー・ホープ・クラブ。最近ではBTS、TWICE、Stray KidsなどのK-POPなどをカバーし、ファンを魅了している。さらに彼らの音楽性に魅了されたBTSのメンバー、V本人からもラブコールが送られ、ブレイクが「一緒に曲を書こう」とツイッターでやりとりをしたことも大きな話題に。

今回tvgrooveは、コロナ禍以来はじめての来日を果たしたニュー・ホープ・クラブに単独インタビューを実施。Vとの会話のその後の話や新曲「Just Don’t Know It Yet」について、またK-POPグループ〈P1Harmony〉とのコラボが実現した経緯についてなど、たっぷりと語ってもらった(※ブレイク・リチャードソンは諸事情で取材日に来日できなかったため、今回のインタビューはリースとジョージの2人に対して実施した)


 

日本のファンのためにサイン入れをするメンバー

日本のファンのためにサイン入れをするメンバー

 

Q. 3年ぶりの来日ですね!久々の日本はどうですか?

リース・ビビィ:最高だよ。日本はすばらしい場所だから、もっといられたらいいなと思う。おいしいご飯もあるし、ファンは本当に熱心に応援してくれるし。
ジョージ・スミス:日本の全部がクールだよ。故郷イギリスからはすごく遠くて世界の反対側なのに、みんな温かく迎えてくれるから安心する。

Q. 日本のファンとはもう触れ合う機会があった?

リース:空港でファンが待っていてくれたのと、歩いているときに少しファンに会えたね。あとは明日来日公演だから、そこでたくさん会えるよね。

Q. 明日(4月20日)の公演ではどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか?

リース:すごくいいものにするよ!僕たちライブが本当に好きだし、リハーサルもすごく念入りにしてる。ファンにとって最高の時間になるように、ライブ会場から出るときにファンが幸せな気持ちで僕らの曲を歌ってくれるようにがんばってる。あとライブではリリース版と違ったバージョンになるように心がけてるよ。サプライズになるようにね。

ーーじゃあ明日もサプライズが見られるんですね!

リース:もちろんだよ!

Q. 毎回来日で楽しみにしていることは?

ジョージ:日本の街を歩き回るのが大好きだね。ファッションがすばらしいと思う!日本に来るときはいつも、あんまりスーツケースに服を入れずに来て、こっちでたくさん買って帰るんだ。あとは飲みに行くのも好きだね。

原宿でプリクラを撮るリースとジョージ

原宿でプリクラを撮るリースとジョージ

 

Q. 2020年にデビューアルバム『ニュー・ホープ・クラブ』をリリースし、UKチャートでトップ5になりましたね! しかし直後にパンデミックになってしまい、コンサートなども中止になりました。この大変な時期はどんなことを考えていましたか?

リース:誰にとっても大変な時期だったよね。自分たちが今までやってきたことを思い返したりする大きな機会になった。これまでずっとノンストップでツアーをしてきたから、いったんそれをストップして、毎日毎日曲をたくさん書いたね。

コロナの時期は人として、ソングライターとして、クリエイターとして成長するいい時間にもなった。あの時期は大好きなツアーができなかったけど、今思い返すととても貴重で大切な時間だったと思う。コロナ禍の時に書いた曲を今たくさんファンにパフォーマンスできているしね。

ジョージ:今こうして戻ってこれて、コロナの時期に書いた曲をリリースしたり聞き返したりすると、当時感じていたことを“オーディオ・ダイアリー”で聞いているような気持ちになるんだ。

▼New Hope Club – Getting Better (Official Video)

 

Q. みなさんはかなり若いときからツアーなどで忙しい生活をしていますが、コロナ禍では家族や友達と過ごす時間もあったのではないでしょうか。

リース:うん、ありすぎなほど(笑)。以前はあまり家族に会う時間は多くなかったから一緒に過ごせてよかったけど・・・。うん、十分に過ごせたかな(笑)。やっぱりツアーをしているのが好きだからね。

気さくになんでも話してくれるリースとジョージ

気さくになんでも話してくれるリースとジョージ

Q. 4月14日に新シングル「Just Don’t Know It Yet」をリリースしましたね!とてもやさしくて、感動的な曲で大好きになりました。この曲はどういった気持ちや経験から生まれた曲なのでしょうか?

リース:この曲は誰かに「一目ぼれ」をしたらどうなるのかっていうものなんだ。誰かステキな人を見た瞬間、その人と過ごす人生が頭によぎる。その人と家を買ったり、子供たちが庭で走り回っていたり、窓際には家族写真を飾ったりっていうね。でもその人は実際まったくの他人で、その人のことは何も知らない。だから「まだわからない(Just Don’t Know It Yet)」なんだ。

Q. 一目ぼれをしたことはある?

リース&ジョージ:うーん、たぶんある(笑)。

ーーたぶん、なんですね?

リース:あると思うよ。言葉にするのは難しいけどね。だから音楽にしたっていうのもあるよ。

【MV】〈ニュー・ホープ・クラブ〉「Just Don’t Know It Yet」

 

Q. K-POPグループ〈P1Harmony〉とのコラボ「Super Chic」が実現しましたね。どのような経緯でコラボに至ったのですか?

ジョージ:P1Harmonyとは去年の8月、韓国のフェスで出会ったんだ。すごくいい人たちでとても気が合ったから、会った週に遊んだりもしたんだよ。そこから今回のコラボ「Super Chic」につながって、この曲で彼らは本当にすばらしい歌声を聞かせてくれている。楽しい曲だから、ファンもこれを聞いて踊ったり歌ったりしてくれると確信してるよ。

日本のあと韓国にも行くんだけど、またP1Harmonyのメンバーとも会うし、ファンへサプライズもあるから楽しみなんだ。

ニュー・ホープ・クラブとP1Harmony

ニュー・ホープ・クラブとP1Harmony

 

Q. 「Super Chic」はどんな曲なのでしょうか?

ジョージ:恋をしている人がいて、その人がとにかくクールっていう曲だね。その人に会ったり話したりするだけでがんばれるっていうか、その人のためならなんでもできちゃう、みたいな。本当にいい曲だから僕もよく聞いていて、「イエーイ!」って気分になる。

Q. 〈P1Harmony〉のメンバーとはどうやって連絡を取っている?

リース:彼らとはたくさんやりとりしてて、もういい友人って感じ。テキストメールが多いかな。あとは彼らがニューヨークでライブをしたときには僕らも行ったし、会える時に会ってる。仲がいいからこれからも一緒にコラボとかができるといいなと思ってるよ。

【MV】〈ニュー・ホープ・クラブ〉×〈P1Harmony〉 「Super Chic」

 

Q. K-POPといえば、〈BTS〉のVが皆さんの音楽を気に入っているといい、そこからツイッターでVと交流していましたね!その後、どんな感じでVやBTSと話をしていますか?

BTS × 英人気バンド ニュー・ホープ・クラブのコラボに期待!? Vからのラブコールに本人たちが反応! 「一緒に曲を書こう」

リース:Vは優しいから、僕らの音楽を好きだって言ってくれたんだと思う。実はブレイクはパリで行われた「セリーヌ」のショーでVに実際に会ったんだけど、すごくいい人だったらしいよ。彼からのサポートを受けられるなんてすごいことだよ。僕らももちろん、彼やBTSの成し遂げたことを尊敬してる。世界中をとりこにしてるし、彼らはその価値がある。そんな人に応援してもらえるなんて感謝してるよ。

Q. その時のファンの反応はすごいものがあったのでは?

リース:僕たち自身がクレイジーになったよ(笑)。そしてBTSのArmyは最高だね。僕たちに対しても応援の気持ちを送ってくれて、ありがたいよ。

ーーぶっちゃけV、または〈BTS〉とのコラボは実現すると思いますか?

リース:まだわからないね。なんとも言えないけど、まずは(Vと)友達になりたいと思っているよ。遊んだりしてね。「Vと何かやるよ!」って言って、実現できなかったらファンにも申し訳ないから、今は何も言えないね。

▽ブレイク→Vへ「V、一緒に曲書こう」

▽〈BTS〉の公式アカウント→ブレイク「いいね、連絡して」

 

Q. みなさんは〈TWICE〉や〈Stray Kids〉などのカバーをしていますが、今注目しているK-POPアーティストは?

ジョージ:最近僕たちが聞いているのは〈FIFTY FIFTY〉だね。ネットで彼女たちを見つけたんだけど、すごく良くて。何度も見ちゃうっていう感じで、クールなんだ。いつか彼女たちに会う機会があればいいなと思ってる。

リース:本当に才能のあるアーティストがたくさんいるよね。

【動画】〈FIFTY FIFTY〉 – Cupid (Cover by 〈ニュー・ホープ・クラブ〉)

 

Q. どうやって新人アーティストを発掘するのですか?

リース:ファンが教えてくれることも多いんだよね。「これ聴いて」とか「カバーしてほしい」とかをSNSで送ってくれる。

ーーファンのオススメの曲からカバーする曲を決めることもある?

リース:いつもそうだよ!
ジョージ:僕たちのツイートのほとんどは「次はどの曲をカバーするべき?」って内容だしね(笑)。

ブレイクがいるかのようにポーズをとる2人

ブレイクがいるかのようにポーズをとる2人

 

Q. 今日の取材に来られなかったブレイクについてもお聞きします。彼は映画『Midas Man(原題)』でポール・マッカートニー役を獲得しましたね!リースとジョージもザ・ビートルズの大ファンだと思いますが、ブレイクがポール役をゲットしたと聞いたときどんな気持ちでしたか?

リース:いつも言っているように僕たちはザ・ビートルズの大ファンで、ポール・マッカートニーは伝説の人。ポールはイギリス人にとっては特にアイコン的存在で、そんなポールを演じるブレイクを本当に誇らしく思うよ。ブレイクは今日のインタビューには来られなかったけど、来日公演には間に合うし、日本に来ることをすごく楽しみにしてる。僕たちも映画(『Midas Man』)を見るのが楽しみなんだ。

ーーブレイクはポールに実際会ったのですか?

リース:まだだけど、近々あうかもしれないね。

ジョージ:ブレイク自身がポール・マッカートニーなんだよ(笑)。

Q. ブレイクは俳優の道もスタートさせましたが、リースとジョージが今後やってみたいことは?

リース:(ブレイクがポール役をゲットしたのは)不思議なことだよね。いつもザ・ビートルズにあこがれて育って、バンドもやって、この話(ポール役)が来て、全部がうまくいったというか。僕たちはクリエイティブな意味で、「何かをしちゃダメ」っていう決まりはないから、もしタイミング良くいい話が来れば、やらない理由はないね。

ジョージ:もし「ジョージ、今週末君に来てプレイしてほしいんだ」って言われたら、タイミングが良ければもう飛行機のチケットを取っちゃうね!

Q. tvgrooveの読者へメッセージをお願いします。

リース&ジョージ:tvgrooveを見ているみんな、〈ニュー・ホープ・クラブ〉のリースとジョージだよ。いつも愛と応援をありがとう、みんな愛してるよ!コンサートをするのが待ちきれないよ。

(インタビュー以上)

相変わらず仲良しなメンバー

相変わらず仲良しなメンバー

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アーティスト情報

〈ニュー・ホープ・クラブ(New Hope Club)〉

リース・ビビィ (Reece Bibby) (B, G, Ds, Vo)

ブレイク・リチャードソン (Blake Richardson) (G, Vo)

ジョージ・スミス (George Smith) (G. Vo)

イギリス出身の3人組。主に影響を受けたアーティストは、ザ・ビートルズ、オアシス、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンなど。3人とも音楽的な家庭に育った。リースはベース、ギター、ドラムを演奏し、ジョージはギター他8種類の楽器をマスターしていて、ブレイクはギター、ピアノ、ウクレレを弾く。

2015年夏に出会い、ジョージの家のリビングルームでオアシスの曲などをジャムっていたが、次第に3人で曲を書くようになった。2016年ザ・ヴァンプスのツアーに参加し、ザ・ヴァンプスのステージのゲストとして10,000人以上の観客の前で初ライヴを行った。

パンデミック禍でアーティストとしての目的、バンドとしてどう進むべきかを考え抜き、2022年6月、活動を本格的に再開。セカンド・アルバムにつながる新曲をコンスタントにリリースし、バンドにとって新たなチャプターの幕開けとなった。新曲とその方向性は、バンドの多才さ、ソングライターとミュージシャンとしての進化を表すものであり、ブレイクがプロデュースを担当している。

〈ニュー・ホープ・クラブ〉作品情報

最新シングル「Just Don’t Know It Yet」
新曲「Don’t Go Wasting Time」
好評配信中!
試聴はこちら:
https://newhopeclub.lnk.to/A2R4
https://www.youtube.com/playlist?list=PLrEVc2ei27mLDcz2zNSvhnsV5b7gqUnUp

〈ニュー・ホープ・クラブ〉 公式ページ

公式サイト(日本): https://www.universal-music.co.jp/new-hope-club/

OFFICIAL SITE(海外): https://newhopeclub.com/

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