1991年に公開されたアニメーション『リトル・マーメイド』の実写版が6月9日(金)公開される。
本作の監督ロブ・マーシャルは、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』などで知られるメリッサ・マッカーシーがヴィランのアースラ役に起用された理由を説明した。
アリエル役に大抜てきされたのは、かのビヨンセが才能を認めるほど高い歌唱力を持つ新人女優ハリー・ベイリー。そして、アースラ役にメリッサ・マッカーシーを迎えたほか、アリエルの相棒フランダー(声:ジェイコブ・トレンブレイ)、アリエルの父トリトン王(演:ハビエル・バルデム)、トリトン王に仕える音楽家セバスチャン(声:ダヴィード・ディグス)、人間の世界についてアリエルに指南するカモメのスカットル(声:オークワフィナ)など、豪華俳優陣が集結している。
マーシャル監督は先日、SFX Magazineの取材に応じ、アースラ役にメリッサを起用した理由を詳しく語っている。監督は、メリッサのコメディの才能を賞賛しながらも、彼女のドラマチックな能力にも注目し、その多才さゆえにこの役に最適である述べた。
「この役を誰に演じてもらうか考えるのは、本当に大変なことだった。彼女がもともと、すばらしいドラッグ俳優であるディヴァインにインスパイアされていたことがとても気に入っている。私は、『このユーモアと深みを出せるのは誰だろう?』と考えた。これはもう実写の作品だから、ただおもしろいだけのキャラクターではダメで、深みがなければならない。それができて、歌も歌えて、オリジナリティも出せるのは誰だろう?そのためには、体格のいい女性であることが重要だと思った」とコメントしたマーシャル監督。
続けて、「彼女はすばらしい女優だけど、みんなそれを忘れている。みんな、『ああ、彼女はおもしろい』というからね。 このキャラクターは傷ついたキャラクターで、彼女は他のすべての色に加え、その深みと感情を見出すことができた」とコメントしている。
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