ウィリアム皇太子とキャサリン妃、そしてヘンリー王子とメーガン妃の4人が久しぶりに集合したあの時間は、両夫婦にとってとても気まずいものだったようだ。
昨年9月、エリザベス女王が亡くなった2日後、ウィリアム皇太子とキャサリン妃、ヘンリー王子とメーガン妃の4人がそろってウィンザー城前にサプライズ登場し、集まった国民たちと交流した。
かつて「ファブ4(※)」と呼ばれ、イギリス王室の象徴として人気を集めた4人。しかし、ヘンリー王子夫妻が王室を離脱し、アメリカへ渡って以降、両者の溝は深まっているのではないかとされていた。
※ファビュラス4の略。「すばらしい4人組」という意味
そんな4人が、エリザベス女王の死去というタイミングに再びそろって姿を見せたことで、国民の間では「ついに雪解けか」との期待が高まったが、そううまくはいかなかったようだ。
ある関係者は米ピープル誌の取材に対し、メーガン妃がこの再集結を「気が向かない」と感じていたと明かしている。
この関係者は、同誌の独占取材に、「メーガン妃が母親になってから、あれだけ長い期間子どもたちと離れていたのはあの時が初めてだった。それだけでも十分ツラいのに、兄夫婦と合流するとなると、ますます憂鬱(ゆううつ)だったようだ」と語っている。
一部報道では、「ファブ4復活」を持ちかけたのはウィリアム皇太子だったとされている。
しかし、米ピープル誌によると、最初にウィリアム皇太子に提案したのはキャサリン妃だったようだ。
キャサリン妃の友人という人物は同誌に対し、キャサリン妃が「自分自身やウィリアムが、後悔するようなことはしたくなかった」として行動に出ていたことを明かしている。
そんなキャサリン妃だが、先日発売されたロバート・ジョブソンによる王室関連書籍「Our King:Charles III:The Man and the Monarch Revealed」の中で、弟夫婦との再会の時間について「人生で一番つらいものだった」と語っていたとつづられている。