メーガン妃が、チャールズ国王に、王室内の人種差別を訴える手紙を送っていたことがわかった。
これは、メーガン妃がチャールズ国王の戴冠式に欠席すると発表してから数日後の4月21日(金)に、Telegraph紙がスクープしたもの。
同紙によると、メーガン妃自ら、国王宛に王室内で受けた「無意識の偏見」を訴える手紙を書いていたという。
関係者はPage Sixの取材に対し、「はい、確かにそのやりとりはありました」と認めると、「国王とメーガン妃の間で、何度か手紙の交換があったのです」と続けた。
その上で、この関係者は、「しかし彼女は、いまはもう気にしていないようです。戴冠式に欠席するという決断とも関係ありません」と付け加えている。
メーガン妃がチャールズ国王に手紙を送ったのは、2021年3月、ヘンリー王子とメーガン妃がオプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組に出演した直後のことだったとされている。
この番組の中で夫妻は、「王室メンバーから、メーガン妃のお腹の中にいる子どもの肌の色を懸念(けねん)するような発言があった」と語り、王室内で人種差別的な発言があったことをほのめかした。
この発言は世界中から注目され、直後にウィリアム皇太子が「我々は人種差別的な家族ではない」とコメントする異例の対応が取られた。
Page Sixの取材では、メーガン妃からチャールズ国王への手紙の中に、この発言をした人物の名前も書かれていたことがわかっている。
なお、ある王室関連本は、この発言がチャールズ国王によるものだったとしているが、証明はされていない。
また、インタビューから数日後には、この発言をした人物がエリザベス女王やフィリップ殿下ではなかったことが、オプラの口から明らかにされている。
一方、ヘンリー王子はその後、王室に対して「人種差別的だと非難するつもりはなかった」と釈明したうえで、「無意識な偏見がある」と語っている。