ヘンリー王子にとって、カリフォルニアは居心地がいい場所のようだ。
2020年、イギリス王室のシニアロイヤルを離脱し、妻メーガン妃とともにアメリカ・カリフォルニアに移住したヘンリー王子。
メーガン妃の友人でメイクアップアーティストのダニエル・マーティンは、そんなヘンリー王子について、「ハリー(ヘンリー王子)は、カリフォルニアが自分に合っていると感じているし、とても居心地がいいようだ」と、現在の暮らしに満足しているとしつつ、「それでも、間違いなく故郷が恋しい」と、故郷イギリスへの思いも強いことを明かした。
ヘンリー王子は2021年、オプラ・ウィンフリーとのインタビューの中で、カリフォルニアでの暮らしについて語っている。
当時はまだ、長女リリベットちゃんは誕生しておらず、夫妻と長男アーチーくんの3人暮らしだった。
番組内でヘンリー王子は、「アーチーと2人だったり、家族3人だったり、みんなで散歩に出られる場所がある。犬を連れて出ることだってできる。ハイキングに行くことだってあるし、すぐそばにはビーチだってあるんだ」と、のびのびとした暮らしぶりを明かしていた。
また、ヘンリー王子はすでに、注文の仕方が複雑なことで知られるハンバーガーチェーン「In-N-Out Burger」でのオーダー方法もマスターしたそうだ。
すっかりカリフォルニア生活が板についたヘンリー王子だが、今年3月には、イギリス・ウィンザーにあるフロッグモアコテージから退去するよう、父チャールズ国王から言い渡されたと報じられた。
フロッグモアコテージは、ヘンリー王子がメーガン妃と結婚した際に、故エリザベス女王より贈られた邸宅で、王室離脱前までは自宅として、離脱後は帰国時の滞在先として夫妻が使用してきた。
しかし、退去を通告されたことにより、夫妻にとっては「子どもたちをカリフォルニアで育てていく」という思いがより強くなったそうだ。