飼い犬につま先をかじられてしまった男性に、意外な事実が発覚し、話題となっている。
My puppy chewed my big toe to the bone while I slept, but it ended up saving my life … https://t.co/vuxvWg8twj pic.twitter.com/iMgZdCO3iN
— Bowman's Premium (@BowmansPremium) April 21, 2023
イギリスに住むデヴィッド・リンジーさんはある日、ソファで昼寝をしていた。このとき、生後7ヶ月の飼い犬ハーレーは彼のつま先を甘噛(あまが)みしていたという。
すっかり眠りについていたデヴィッド・リンジーさんだったが、妻の叫び声で目を覚ます。
「私がソファで昼寝をしている部屋に、妻が入ってきて叫んだんです。『デイヴ、犬があなたのつま先をかじってるわよ!』って」と当時を振り返ったデヴィッドさんは、直後に、つま先が血まみれになっていることに気がついたと明かした。
デヴィッドさんの昼寝中、ハーレーの行動はエスカレート。なんと、つま先の骨にいたる部分まで、かじりつくしてしまったのだ。
デヴィッドさんはすぐさま病院に連れて行かれ、そこで犬にかまれたことによる感染症にかかっていることがわかった。
治療のため、9日間入院することになったデヴィッドさん。するとその検査の中で、ある衝撃的な事実が発覚する。
デヴィッドさんは当時について、「検査を通して、自分の足にまったく感覚がないことがわかったんです。糖尿病により、神経が麻痺(まひ)していました」と語った。
さらにその後の検査で、2本の動脈がふさがっていることが判明。その部分の血流不足により、脚の切断が必要となる危険性があることも明らかになった。
ハーレーの「度を越したイタズラ」により、その危機をまぬがれたデヴィッドさんは、現在、手足の血流を回復させる医療機器を体内に入れるため、事前検査を受けている。
「機器を入れられればいいな、とは思っていますが」と切り出したデヴィッドさんは、「脚を切らずに機器を入れられたとしても、機器を入れられずに脚を切ることになったとしても、ハーレーは連れて帰ります。彼を手放すなんてことは、絶対にしませんから」と、ハーレーへの愛を語った。